投資での損失に対する恐怖心で居ても立っても居られない人のための対処法

こんにちは、すばるです。

今日は、久しぶりにマインド系の記事を書こうと思います。

というのも、たまにこのようなコメントをもらうことがあります。

「損失や含み損が怖いです。」

僕も過去にこのような感情に浸ったことがあるので、なるべくこの手のコメントや相談にも暇なときは対応するようにはしている(あまりに酷いと無視します。笑)のですが、毎回基本的には言っていることは同じなので今回記事にまとめてしまうことにしました。

結論から言うと、「そんなの知らんわ!笑」で終わるのですが、それだけだと僕が伝えたいメッセージが伝わらずに、怒り出す人とかがいそうなので、今回はめちゃくちゃ丁寧に僕の投資に対する考え方・捉え方を解説していきたいと思います。

投資での損失が怖くて仕方ない人へ

「投資での損失が怖いか?」

このように問われれば、誰もが「怖い」という返答をすると思います。もちろん、僕も例外ではなく全く同じ感情をいだきます。

おそらくこれはお金の概念がすっ飛んだ石油王とかでない限り、誰もが持ち合わせている感情だと思います。言い換えれば、正常な反応(感情)だと思います。

しかし、その感情・反応の大きさは人によって大きく異なります。

投資で運用していたお金が突然消えてしまった結果、

「ショックを受けるが次の投資に励む人」
「ショックを受けてやる気をなくしてしまう人」
「ショックすぎて寝込んでしまう人」
「ショックを受けて他人を攻撃する人」
「ショックで自殺する人」

反応は本当に人それぞれです。

しかし、その反応の大きさの違いには、必ず原因があります。

その原因とは、お金に対する価値感の違いです。例えるなら、感情が爆弾だとすれば原料や威力、爆発する条件が人によって違うのです。

これを言うと、「お金の価値は全て決まってるだろ!」とか言い出す人が出てきそうですが、そういうことを言っているのではありません。

例えば、100万円という額を大金と捉えるか、はした金と捉えるかは人によって違いますよね?

毎月100億円稼ぐ人にとっては100万円という額は小さきものかもしれませんが、毎月20万円というお金を稼ぐ人は5ヶ月分のお給料なので、かなり大きなものと捉えるかもしれません。

つまりは、その人の経済状況や普段の金銭感覚によって損失に対する捉え方が全く違うのです。

投資での損失が怖くなる原因と解決方法をまとめてみた。

何度も言いますが、投資である以上、完全に損失に対する恐怖心を取り除くことは不可能でしょう。なぜなら、僕を含めた多くの人は、お金でお金を稼ぐために投資を行っているからです。

実は、「単なるゲーム」だと思っているくらいの方が理想ではあるのですが、現実ではそうはならないと思います。

ただし、その恐怖心を軽減することは可能です。

ここからは、投資での損失が怖くなる原因と解決方法を解説していきたいと思います。

原因①:投資に回している金額が自分に合っていない。

これは実際結構いますよね。

ごめんなさい。最初に謝ります。
めちゃくちゃ失礼なことを今から言うので最初に謝っておきます!!

貯金が100万円で月の収入が20万というキャッシュフローで、特に意図的な考えが無いにも関わらず適当に100万円くらいを全てを投資に突っ込む人。

これに関しては、「バカなの?」と本気で思います!バカな投資をする人に限って、負けたときにバカみたいに他人に八つ当たりしてくるんですよね。

そういう人には「バカなの?」って真面目に返すのですが、本音を言うと内心では「この人はどうしてこのような行動を起こしてしまったのか。。。」という何とも言えないような哀れみでいっぱいになるので、辞めてほしい投資のやり方ですね。

博打的な投資は僕も稀にやりますが、やるなら他人に迷惑かけずにやってほしい限りです。変な投資の仕方をして他人に影響を及ぼす人は、電車につっこむ人と脳みそが同じような気がします。

これの解決策としては、投資の目的と自分の経済状況に合った予算設定を心がける他ありません。

原因②:投資をやる上でのルールを設定していない。

投資をやる上でルールを設定しないのは、ハッキリ言って論外です。

ただ、意外とこのルール設定ができなていない人が多いので、大半はこれが原因なのかなと思っています。日本人は特に多いです。そもそも生まれてから今まで学校の校則、会社のルール・規則、国が定めた法律という他人が作ったレールに乗っかっている人が多いため、ルールを自分で設定するのが下手ということやルールを作る習慣がほぼないという背景があるのだと思います。

しかし、投資をする上でルールを設定しないのは、かなり危険です。

ルールは最低限設定しましょう。ルールの設定方法については、僕がいつも最低限設定しているものをまとめた記事があるので参考にしてみてください。

原因③:そもそも投資というものを理解していない。

これはその人の投資目的によっても変わるため、一概に基準などを断言できないですが、結論から言えば投資する対象にどれだけの利益を求め、どれだけのリスクを容認できるかによって話は大きく変わっています。

例えば、リスクを貼ってでも大きく稼ぎたいという人は全額溶けてもよい額で運用すべきですし、リスクをあまり負いたくないという人は自分でリスクを調整できたり予めリスクが設定されているものに投資をするなど、自分の目的に合わせた投資を行なう必要があります。

つまりは、想定外が一番良くない投資なわけですが、そもそも投資というもの自体を勘違いしているor知らない人がいます。

世の中の投資家の99%が当たり前だと思っていることを分からない人がいることは、これだけ地球に人数がいれば充分ありえます。例えば、投資で100%が存在すると本気で思い込んでいる人や自己責任の範囲で投資を行えない人などです。

多くの人が論外だと思うことを平気でやってしまう人は案外多くいるので、その点を押さえることが投資を始めるスタートラインだったりします。

僕の投資に対する考え方や特に重要だと思っている5つの心得を下のそれぞれの記事で解説しているので興味のある方はご覧ください。

まとめ

投資というのは多くの人が利益や将来に期待を持ってお金を投資する人がほとんどだと思います。もちろん、僕もお金でお金を増やそうという考え方は一緒です。

しかし、投資には利益という一面以外にも、損失(リスク)という一面もあることを忘れてはいけません。投資では利益と損失の両方を同時に考える必要がありますが、人間の欲求などを考慮すると多くの人は利益に目が行きがちです。

これから投資を始めようと考えている人や今まで投資でうまく行った経験がないという人は、利益よりもリスクを重点的に考えることをおすすめします。

利益よりもリスクを重点的に考えると様々なことが見えてきます。

例えば、利益を考えるとは「利益率はどのくらいなのか?」「毎月どのくらいのキャッシュを生み出せるのか?」という点をメインで考えることになると思いますが、言ってしまえばそれで終わりです。

一方、リスクを考えるとは、「なぜこのような投資案件ができて、この投資案件を運営している側はどのようなメリットがあって運営しているのだろうか?」とか「この投資のお金の入り口と出口はどこにあるのだろう。」とか様々な点を考えることになります。

正直、「リスクを考える=疑い深くなる」ので行動を起こすという点で考えると今以上に慎重になり、行動範囲が狭まる可能性はありますが、リスクを考えた上であえてリスクを踏んでみるというのもありだと思います。

要は、『リスクを考える』というのが重要なのです。

リスクを考えた上で想定していた失敗は正直自分にとってはプラスです。なぜなら、次の投資案件を判断する際のものさしがより精密になるからです。一番最初から様々な面から考え、判断できる人はいません。

リスクを考えることで、客観的な思考になり、次に繋がる投資になります。

実は、『投資という世界でトータルで勝つためにはこの次に繋がる投資というのがとても重要になってきたりします。』

言ってしまえば、なんとなく投資して、なんとなく築いてしまった富は、なんとなく消えていきます。

全ては、意図的に計算し尽くして得た結果が重要なのです。「失敗を恐れるな!」「失敗は成功のもと」という言葉を昔の偉人的な人がよく言いますが、これは言葉足らずです。

より具体的に言うならば、『やれることを全てやった上での失敗を恐れるな!』『やれることは全てやって得た失敗は成功のもと』です。

話をこの記事のテーマに戻しますが、
「含み損が怖い」
「投資が怖い」
「溶けたらどうしよう」
「●●さんを信用して投資してみよう」

これら全て詰めが甘いですし、何も考えてない証拠です。

こんなこと言ってしまっては不謹慎かもしれませんが、やることやった上で、溶けたなら別に良いと思うますし、溶けて困るお金で運用しているのもまた問題と言えます。ちなみに、僕の経験上、投資という世界では特に人なんていうものは信用しない方が良いです。

なぜなら、その信用している人が本当に信頼できる人だったとしても、投資という世界はその信頼できる人の力でどうこうできるものではないからです。

他人任せな投資なんて糞食らえです。笑

最後までお読みいただきありがとうございました。

特に有益な情報は配信してませんが、LINE@もやってるので良かったらそちらも登録してください。笑