【調査結果】仮想通貨界隈で話題の「BitCopy」とは?実際に勝てるのかを検証してみた。

こんにちは、すばるです。

つい先程、SNSで仮想通貨の情報をチェックしていたら面白そうなサービスを見つけたので記事にすることにしました。

FX投資を代行してくれるコピートレードやMAMと言ったサービスがありますが、今回は、その仮想通貨版の「BitCopy」というサービスを調査対象として、本記事にまとめていきたいと思います。

ぶっちゃけた話、この手のサービスは、「勝てるか?」「負けるか?」が最も重要な評価基準になってくるため、今回もいつも通り、実際に「BitCopy」へリアルマネーを投じつつレビューしていきたいと思います。

※検証結果はデータが取れ次第、追記する形を取りたいと思います。

おそらく、本記事を今読んでいる方の中には、「BitCopyに興味はあるが、本当に勝てるかわからない…。という不安材料を持っている方も多くいると思います。

そんな方はぜひ本記事の検証結果を1つの判断基準としてもらえれば幸いです。

さて、本編に入る前に改めて本記事の目的とまとめておきましょう。

BitCopyとは?

BitCopyは、仮想通貨のコピートレードを提供するサービスです。

BitCopyではトレーダーやEAを登録することができ、投資家はBitCopy上で登録された優秀なトレーダーやEAを見つけて自分の資金を代わりに運用してもらうことができます。

もちろん、トレーダーの実績や過去の運用データは全てBitCopy上でチェックすることが可能です。

BitCopyは”投資家”と”トレーダー”をマッチングさせるサービスと考えるとイメージしやすいかもしれません。また、BitCopyはあくまでマッチングサービスであるため、取引所としての役割は「Bybit」と呼ばれる仮想通貨取引所が担っています。

つまり、入金・出金などは全て「Bybit」上で行い、運用は「BitCopy」に登録しているトレーダーが行うことになります。

Bybitとは?

Bybitは、仮想通貨取引所です。

FXで言うところの「証券会社」や「FX会社」の立ち位置です。Bybitで資金を管理し、外部サービスであるBitcopyと連携することで、Bybitに入金(デポジット)してある自分の資金をBitcopyのトレーダーが代わりに運用してくれるというわけです。

つまり、Bitcopyを利用するためには「Bybit」にも登録する必要があるわけです。

BitCopyの仕組みはMAMやコピートレードと同じ!

ここでBitCopyの仕組みについて改めて解説しておきたいと思います。

上でも少しだけ解説しましたが、
「BitCopy」はコピートレードやMAMの環境を提供しているサービスです。

BitCopy側は、”投資家”と”トレーダー”をマッチングさせるための環境を提供することで、運用益の一部を手数料として差し引く形で利益を得ており、一般的な証券会社のビジネスモデルと大差ありません。

MAMやコピートレードとは?

続いて、先程から頻出している「MAM」や「コピートレード」の仕組みについてイマイチ理解していない方のために、ここで簡単に解説しておきたいと思います。

MAMやコピートレードとは、トレーダーが投資運用を代行してくれるサービスです。トレーダーと投資家の取引口座を紐付けることで、トレーダーの運用結果をそのまま投資家の取引口座にも反映させることができます。

この仕組みを使うことで、腕の立つ優秀なトレーダーであれば、トレード結果がそのまま反映されるため、自分もトレーダーと同じ運用結果を得ることができるというのがMAMやコピトレードの大まかな仕組みです。

運用を代行するトレーダー側のメリットとは?

投資家はトレーダーに運用してもらう(技術を提供してもらう)ことによって、その恩恵を得ることができるというは理解できたと思いますが、少し賢い人であればもう一つ疑問が生まれると思います。

それは「トレーダーはどのような恩恵を得ることができるのか?」という点です。

トレーダーが一方的に投資家に技術を提供するだけでは、このような仕組みは成り立ちません。技術を提供する以上、それに見合った対価を支払うというのは商いの基本です。

結論から言ってしまうと、トレーダー側も運用することによるメリットはあります。

実は、トレーダー側の収益スタイルは、いくつか種類があるのですが、代表的なものでいうと、IB報酬という形で利益を得ているケースが多いです。

IB報酬とは、投資家の資金を運用することによって発生するスプレッド(証券会社側の利益)の一部がトレーダーへ還元される報酬形態のことです。

つまり、トレーダー側には、投資家の資金を運用することによって発生する取引手数料の一部が、証券会社(今回の場合はBybit)側からトレーダーへ支払われており、トレーダー側にもしっかりと金銭的メリットがあるということですね。

さらにMAMやコピートレードについて詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでください。

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BitCopyで優秀なトレーダー・EAを選ぶ際のコツ

「BitCopy=投資家とトレーダーのマッチングサービス」というところまでは解説したので、続いて、投資する価値のある優秀なトレーダーの選び方をご紹介していきたいと思います。

BitCopyには、実績順に並べられたトレーダーランキングのページが用意されているので、それを一つの参考にするのがおすすめです。

BitCopyのランキング画面の使い方

BitCopyのランキング画面では、そのトレーダーが稼いだ利益順にランキング形式でまとめられており、トレーダーの名前部分をタップすると、トレーダーの過去の実績などの詳細を確認することができます。

用語解説
  1. フォロー金額:合計アセット金額。代行を依頼している全ユーザーの資金。
  2. 合計利益:過去トータルの損益
  3. 合計Pips:過去トータルのPips
  4. ポジションPips:現在保有しているポジションのPips
  5. 稼働期間:稼働している期間(月単位)
  6. 投資利益率:運用開始から現在までの利益率
  7. 最大ドローダウン:過去の最大損失(含み損を含む)
  8. フォロワー数:現在、トレーダーに運用代行を依頼している人数
  9. 推奨証拠金:トレーダーが推奨している証拠金額(※)

※推奨証拠金以下の場合でも「倍率」の設定によって調整可能です。

BitCopyでトレーダーを選ぶ際のコツ・注意点

BitCopyでトレーダーを選ぶコツをまとめたみました。

まず、全溶けや大きな損失などのリスクを負いたくない方は、最大ドローダウン率の低いトレーダーを選択するのがおすすめです。

「最大ドローダウン率」とは、過去にあった資金から最大でどのくらいの損失を抱えたことがあるのかを示した指標です。

例えば、最大ドローダウン率が6%であれば、100万円の資金が94万円まで落ち込んだ実績があることを示します。運用の仕方にもよりますが、値動きの激しい仮想通貨の運用であれば、最大ドローダウン率10~40%程度を一つの基準として考えても良いと思います。

ドローダウン率が「低い」又は「高い」と感じる場合は、フォローするに設定できる倍率でうまく調整しましょう。

また、一人のトレーダーに固執する必要はなく、バランスよく複数のトレーダーに運用を代行してもらい、うまくリスクを分散させることも一つのコツです。

BitCopyのトレーダー実績ランキング

BitCopyに登録されているトレーダーの実績ランキングの紹介と各トレーダーに対しての僕の意見を織り交ぜながら上位TOP3を紹介していきたいと思います。

なお、本ランキングは2020年5月11日時点でのデータを参考にしております。実際に、BitCopyを利用する際はランキングと各トレーダーのデータをしっかりと確認した上で、利用するようにしてください。

1位:Prof Alex

トレーダー実績ランキング1位は、Prof Alexさんです。

フォロー金額730,152ドル
合計利益35494.46ドル
合計Pips+26357.8Pips
稼働期間3ヶ月間
投資利益率354.94%
最大ドローダウン4,622ドル
フォロワー数532人
推奨証拠金10,000ドル

※2020年5月11日時点での情報

データを見る限り特に大きな問題点はありません。

10,000ドルからスタートし、3ヶ月間の運用で35,000ドルの利益を出しており、その利益率は354.94%と実績は素晴らしいものです。

2019年の5月~8月にかけて実績作りのためにハイロットでの取引を行いそこで大きな利益を作っています。その後、取引ロット数を大幅に下げて以降は、横ばいの期間が4ヶ月ほど続き、2020年1月以降は順調に利益を重ねてきており、綺麗なグラフを形成しています。

一点だけ注意点があるとすれば、多少最大ドローダウンが大きいため、証拠金に見合わない高い倍率に設定しないよう注意にしましょう。

過去の実績が良いトレーダーの場合、期待が膨らむあまり、証拠金に見合わない倍率を設定し、大損を食らうケースは初心者あるあるです。

Prof Alecさんのトレードでは、10,000ドルが推奨証拠金ですので、1,000ドルで運用を開始するのであれば倍率は「0.1」、2,000ドルで運用を始めるのであれば倍率は「0.2」というように、証拠金に余裕を持たせるよう意識するのがベターです。

2位:Johnson.B

トレーダー実績ランキングの2位は、Johnson.Bさんです。

フォロー金額489,696ドル
合計利益30774.92ドル
合計Pips+24132.9Pips
稼働期間3ヶ月
投資利益率307.74%
最大ドローダウン2,670ドル
フォロワー数368人
推奨証拠金10,000ドル

※2020年5月11日時点での情報

こちらも特に大きな問題点はありません。

Johnson.BさんとProf Alexさんを比較すると、Johnson.Bさんの方が全体的な取引ロット数が大きいため、取引履歴を見る限りでは、利確・損切りの幅は小さめです。Prof Alexさんが「損小利大」であれば、Johnson.Bさんは「損小利小」を狙った取引スタイルです。つまり、コツコツ型ですね。

大きな損失を出したくないという方には、Johnson.Bさんの方が向いていると思います。Prof AlexさんよりもJohnson.Bさんの方が、利確と損切りをこまめに行う傾向があるため、爆発的な利益は期待できないかもしれませんが、大損は回避しやすいと思います。

僕個人的には、Johnson.Bさんのトレードスタイルの方が好みです。笑

3位:USDT Minted Buy[β]

トレーダー実績ランキングの3位は、USDT Minted Buy[β]です。

フォロー金額191,156ドル
合計利益10476.99ドル
合計Pips+959.2Pips
稼働期間3ヶ月
投資利益率104.76%
最大ドローダウン2691ドル
フォロワー数55人
推奨証拠金10,000ドル

※2020年5月11日時点での情報

USDT Minted Buy[β]は自動売買(EA)ですね。

1位と2位はトレーダーが運用しているため、「トレーダーとしての経験値=損益」という印象ですが、3位のUSDT Minted Buy[β]の場合は、BTCとUSDTの特性を生かした運用スタイルです。

昔から仮想通貨界隈では「USDTはBTCを買い支えている」と言われており、USDTが新規発行されるとBTCの価格が上がる傾向があります。

USDT Minted Buy[β]はUSDTが新規発行されたら、買い(BUY)でエントリーし、新規発行される量に応じて取引ロット数が変動します。

つまり、USDT Minted Buy[β]は、USDTが新規発行量が多ければ、取引ロット数も大きくエントリーされますし、新規発行量が少なければ、取引ロット数も小さくエントリーされるという非常にシンプルなロジックです。

USDTがBTCを買い支えているという噂は、僕自身も同意見で、USDTが新規発行されたら、BTCの価格が上がる傾向があることから、「USDTの新規発行」だけに焦点を絞ったロジックがどこまで通用するのか、運用結果に大いに期待したいと思います。

BitCopyの登録手順と運用を開始する方法について

ここからはBitCopyの登録手順と運用を開始できるまでのセットアップの方法を解説していきたいと思います。

STEP1:Bybitのアカウント登録

まずはBybitへの公式サイトからアカウント登録を行いましょう。

公式サイトへ移動することができたら、
下の青枠の登録に必要な情報を入力しましょう。

必要情報
  1. メールアドレス or 電話番号
  2. パスワード

今回はメールアドレスで登録していきます。

メールアドレスで登録すると、認証コードを求められるため入力しましょう。

認証コードは、下の画像のように登録したメールアドレスに自動送信されているはずです。

認証コードを入力し、承認されればBybitのアカウント登録完了です。

STEP2:BitCopyで使うためのAPIキーを取得する!

続いて、BitCopyで使用するためのAPIキーを取得します。

まずはBybitにログインし、画面右上の自分のメールアドレスをタップし、「アカウント&セキュリティ」というメニュー項目を選択します。

次に、Googleの二段階認証設定を行います。

APIキーを取得するためには、二段階認証をONにする必要があります。

下の画像に従い、青い枠の「設定」をタップします。

Googleに二段階認証はアプリ又はChromeの拡張機能でもセットアップすることが可能です。どちらか好きな方を選んで、Bybitの二段階認証コードを登録してください。

二段階認証の登録が無事に完了したら、「アカウント&セキュリティ」タブの隣にある「API管理」というタブを選択し、APIの新規発行を行います。APIキーはBitCopyと連携するために必要なとても重要な情報です。

APIキーの発行ボタンを押すと、設定画面が表示されると思うので、下の画像の通りに入力してください。

重要な入力情報
  1. APIキー使用:サードパーティアプリ紐付け
  2. アプリ名:BitCopy
  3. キー許可:アクティブな注文とポジション

※ここの入力を間違えると紐付けがうまくできないので注意してください。

入力が完了したら、Google2段階認証のコードを入力し、APIキーを発行しましょう。

下の画面のように「APIキー」と「シークレットキー」の2つのコードが発行されればOKです。※このコードは悪用される可能性があるため、取扱には注意を払ってください。

STEP3:BitCopyのアカウント登録

続いて、Bybitの連携先であるBitCopyのアカウント登録も行いましょう。

公式サイトへ移動後、「新規登録」から必要情報の入力画面へ移動します。

必要情報
  1. 名前
  2. メールアドレス
  3. パスワード

サインアップが完了すると、入力したメールアドレス宛に自動送信メールが送られてくるので「Verify」をタップし、アカウントを有効化しましょう。

有効化することができたら、
メールアドレスとパスワードを使用し、ログインしましょう。

▼ログイン後のホーム画面

STEP4:BybitとBitCopyを紐付けを行う

STEP2でBybitの「APIキー」と「シークレットキー」を取得しましたが、それらをここで使用します。

まずはメニューから「口座」へ移動し、口座一覧画面へ移動することができたら、「+口座登録」でBybitの自分の口座を登録します。

口座登録画面へ移動できたら、必要情報を入力し、保存しましょう。

  1. 取引所:Bybitを選択
  2. 取引所メールアドレス:Bybitで登録したメールアドレスを記入
  3. 取引所API Key:STEP2で取得した「APIキー」を入力
  4. 取引所Seacret Key:STEP2で取得した「シークレットキー」を入力

正常に登録が完了すると、一覧に口座が追加されます。

これでBybitとBitCopyの紐付け作業は完了です。

STEP5:ランキングからトレーダーを選択し、フォローする。

続いて、BitCopyのランキングページから代行してもらいたいトレーダー又はEAを選択する必要があります。

メニューの「ランキング」タブを選択すると、トレーダーの実績ランキングの一覧が表示されるのでそこから自分の好きなトレーダーを選択しましょう。トレーダーの名前部分をタップすると、各トレーダーの詳細ページへ移動します。

運用を代行してもらいたいトレーダーが見つかったら、フォローボタンを押し、倍率の設定を行いましょう。

今回は実績ランキング2位の「Johnson.B」を選択してみました。

例えば、Johnson.Bさんの推奨証拠金は10,000ドルであるため、自分が運用する資金が1,000ドルである場合は「0.1」を選択すると、推奨されたトレード内容が反映されます。

倍率については、「自分の予算」や「リスクをどれだけレバレッジをかけるか」によって変わってくるため、好きなように調整してください。また、推奨証拠金と倍率を決めたら、Bybitの方で必要証拠金分を入金しておきましょう。

倍率の設定が完了したら、
再度「フォロー」ボタンを押し、紐付け作業を完了させましょう。

紐付けを終了したい場合や倍率を変更したい場合は、再度「フォロー」ボタンを押せば紐付けが解消されます。

まとめ

以上、最近少しだけ話題になっているBitCopyについてまとめてきましたが、BitCopyのようなサービスを利用する最大のメリットは、自分の時間や労力を一切消費せずに、運用を行うことができることです。

もちろん、トレーダーの選び方をミスれば、悲惨な結果になることも十分考えられるので、一人のトレーダーに固執するのではなく、なるべくバランスよく複数のトレーダーにリスク分散させるのがこの手のサービスを扱うコツです。

BitCopyの検証結果については、運用結果が出次第、本記事に追記していきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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