初心者が副業で「せどり」を始める方法とは?基本的な流れを徹底解説!

こんにちは、すばるです。

今回この記事では、『せどりの始め方』について解説していきたいと思います。

最近では「副業」「複業」などといったメインの本業とは別の収入源を作ろうとする人が増えて来ていますが、その1つの選択肢として上がってくる代表例が今回解説する『せどり』だと思います。

本記事では、

「せどりの始め方とは?」
「せどりで収益を得るまでの流れは?」
「せどりを行う上での注意点は?」

など、これから副業でせどりを始めようとしている方のために、せどりの基本的な流れや注意点などの「基礎」をわかりやすくお伝えできればと思っています。

せどりとは?

せどりとは、商品を仕入れた価格よりも高く販売し、その差額で利益を得るビジネスモデルです。

「安く仕入れて、高く売る」

これは商いの基本であり、かなり抽象化していけばどのビジネスも「安く仕入れた高く売る」ことで生計を立てていると言えます。

ちなみに、「せどり」が副業の代表的な手法として紹介される理由は、比較的誰でもイメージの付きやすく、せどりを通して商いの基本を学ぶことができる最高の教材であるためです。

「せどり」と「転売」の違いとは?

「せどり」という言葉を聞いたことがある方であれば「転売」という言葉も一度は聞いたことがあると思いますが、基本的に意味は同じです。

せどりには2種類あるから注意しよう!

続いて、せどりの種類について一から理解していきましょう。

せどりと一括に言っても、主に2種類に分類することができます。

せどりの種類
  1. 新品を仕入れて転売する方法
  2. 中古品を仕入れて転売する方法

前者は資格なしでも実施可能ですが、後者は資格が別途必要になり、後者を資格なしで行うと違法行為に該当する可能性があるため、この辺りの違いは自分を守るための知識として覚えておきましょう。

新品を仕入れて転売する方法

新品を仕入れて転売する方法は、誰でも行うことができます。

小売店や問屋から一顧客として商品を購入し、それを転売する行為は特別な資格がなくても行うことができます。

中古品を仕入れて転売する方法(資格が必須!)

中古品(新古品)を仕入れて転売する方法は、『古物商許可証』が必要になります。

一度誰かの手に渡った中古品や新古品を、二次的に販売する場合は古物商許可証という警察署からの許可が必要になります。特別な知識やテストもないため特定の条件を満たせば取得することが可能です。

中古品や新古品の販売も行えた方がビジネスの幅が広がるため、個人的にはビジネスとしてせどりを行うのであれば、この古物商許可証を取った上で行うことをおすすめします。

許可証取得までの主な流れ
  1. 警察署での事前ヒアリング。やっておくと便利!
  2. 申請書や添付書類を揃える。
  3. 最寄りの警察署へ書類を提出。
  4. 申請手数料(19,000円)を支払う。
  5. 審査(40日間くらい)
  6. 認可(中古品のせどり可能!)

せどりの基本的な流れ

続いて、せどりの基本的な流れについて解説していきます。

今回は全体的なイメージをお伝えすることを目的としているため、各STEPでの詳しい解説は省略します。各詳細ついては別途記事を用意するので、必要に応じて活用してください。

転売可能な商品ジャンルのリサーチ

まずは転売可能な商品のリサーチを行います。

安く仕入れたからといって売れないものは売れませんし、売れる商品でも販売価格によっては全く売れません。

リサーチのポイント

「競合の少ない、需要のある商品を安く仕入れる」

この一点がせどりのすべてと言っても過言ではありません。

ライバルの少ないジャンルを見つけ、そのジャンルの中でさらに需要のある商品を見つけ、それを安く仕入れることがせどりの重要ポイントであり、リサーチを行う理由です。

賢い方は既にお気づきかもしれませんが、このリサーチ部分で誤った結論を導き出すと、この後のSTEPはやる意味がありません。最悪、売れない在庫の山が残るという最悪なケースも十分ありえます。

とは言え、これからせどりを開始しようとしている方からすれば、「リサーチで何をすべきかわからない」というのが本音だと思いますので、これからそれを1つ1つ解説していきます。

まずはジャンル選びです。

ジャンルによって「売れやすいジャンル」「売れにくいジャンル」というのが存在します。

この違いは、需要の大きさです。

要は、需要の大きいジャンルを選ぶことが、とても重要ということです。弓矢を打つ時に的が大きい方が有利なように、需要も大きい方が当たりやすいというわけです。

特に初心者は必ず大きい的を選びましょう。

たしかに狭い的を選んだ方がポイントは大きいかもしれませんが、それだけリスクもあります。何事も最初は「定石」の道を辿りながら経験値を積んでいくことが重要です。

さて、具体的には以下のようなジャンルは、その時期によって流行はあるものの、的が大きく、経験の浅い方でも、利益に繋がりやすいジャンルです。

おすすめジャンル
  • ハイブランド
  • コミック・CD
  • アニメグッズ
  • 美容商品

商品を安く仕入れる

次に、商品の仕入れです。

安く仕入れ、高く売れる商品を見つけること最大の目的です。

仕入れの方法は、実店舗で仕入れる方法とオークションやフリマなどのWEB経由で仕入れる方法がありますが、今回はWEB経由で仕入れ先として使えるサービスをいくつかご紹介したいと思います。

おすすめネット仕入れ先
サービス名特徴
Reny Store競合の少ないハイブランド商品を通常より20~40%OFFで仕入れできるが、知名度はまだまだ低いため穴場サービスの1つ!
楽天ポイント還元が大きい楽天市場では、仕入れを繰り返すうちにポイントで商品を購入できるのが大きな魅力の1つ!
ヤフオク一日の出品数が多く入れ替わりが激しいため、商品次第ではかなり安く落札できる可能性あり!せどりの定石サービス!
メルカリフリマアプリであるがゆえに、転売を意図していない出品も多数あるため、商品を安い価格で仕入れる可能性は大いにある!
AmazonAmazonプライムデーなど定期的なイベント時にショップが販売する商品は還元目的で販売しているケースが多く、必ずチェックしておきたい!

この中のサービスは、すべて仕入れ先として利用できるサービスですが、個人的に今注目しているのは『R.Store』です。

競合が少なく、単価が高いハイブランド商品(財布/服/時計)の新古品を、公式価格よりも20~40%OFFで購入可能なため、二次転売しても十分利益が見込めるというわけです。

詳細は下記記事で解説しているので、興味がある方はチェックしてみてください。

仕入れた商品を販売する方法を決める

続いて、仕入れた商品の販売先を決めます。

サービスによってそれぞれ特徴はありますが、以下のサービスはすべて登録しておくことをおすすめします。

おすすめ出品サイト
  • メルカリ
  • Amazon FBA
  • ヤフオク
  • モバオク
  • ラクマ
  • e-bay

販売までに掛かる経費を考慮した販売価格を決める

「販売する商品」と「販売先」が決まったら、販売価格を決めます。

販売価格を決める際は、仕入れ金額や配送料などの全ての手数料を考慮した値段設定が必要になります。

実際に値段設定をする際に意識すべきポイントは以下の通りです。

値段設定で考慮すべきポイント
  1. 仕入額
  2. 配送料
  3. 回転率
  4. 梱包材料費
  5. 利益
  6. その他の手数料

上記の6つの手数料項目を意識しながら価格設定を行い、最初のうちは利益率10~20%を出すことを目標にすると良いと思います。

商品が売れたら梱包し、期日までに発送する

最後に商品が売れたら梱包し、期日までに発送します。

梱包は自分がどのような商品を扱うかによって変わってきますが、基本的に、大きさ・重さによって配送料が大きく左右します。

可能な限り梱包から配送までの手数料を安く抑えることもせどりで利益を出す上でのコツです。

また、ビジネスとしてやる以上、期日を守ることはとても重要です。インターネット上でビジネスを始めると、仕事意識が欠けている方がたまにいますが、インターネットでも実店舗でもそれは変わりません。

お客様を相手にしている以上、誠心誠意、対応するよう心がけましょう。

初心者が陥りやすいミス・注意点

最後に、せどりを始めた初心者がよく陥りやすいミスをいくつかご紹介するので、せどりを始める際はこの辺りも注意するようにしましょう。

在庫を大量に抱えてしまう。

1つ目の注意点は、在庫を大量に抱えてしまう問題です。

これはせどりのコンサルティングなどを受けた方などに多いですが、コンサルタントの口車に載せられて商品を大量に仕入れてしまい、結果的に全く売れずに、在庫のみが残る最悪のパターンです。

大量の商品をまとめた購入した方が利益率が大きくなるという知識の元、大量に購入してしまう方は意外といますが、テストも経験もなしにその判断をするのはNGです。

まず、最初のうちは在庫を極力抱えないようにしましょう。

いくらリサーチをしても結果がついてこないことはあります。リサーチとは、あくまで過去から現在までの期間での傾向を元にした予測であり、今後もその結果が出続けるとは限りません。

その時の「流行」や「競合の参入具合」によっては稼げなくなることも多々あります。

新しい商品を扱う際は、損失が出ても良いので、テストを必ず行い、結果が出ると判断した場合のみ、在庫を大量に購入するなどの対応を取るようにしましょう。

リサーチ不足によって商品が全く売れない。

2つ目の注意点は、リサーチ不足によって商品が全く売れない問題です。

先述しましたが、リサーチとはせどりのすべてです。リサーチなくして結果が出ることはありません。いくら時間を掛けても良いので徹底的にリサーチを行うようにしましょう。

リサーチを怠ると必ず痛い目を見ます。

販売価格の設定が適当で売れない。

3つ目の注意点は、販売価格の設定が適当で売れない問題です。

販売価格の設定は1円単位で検討する必要があります。

可能な限り安く購入したいという心理は、お客様も同じです。他のサイトをよくリサーチした上で価格設定を行うようにしましょう。

また、せどりで「利益率」という言葉をよく耳にすると思いますが、利益率ばかりに意識を取られてしまうのも危険です。

「取扱商品の利益率は高いのにイマイチ手元に利益が残らない。」

ということになる可能性があるからです。

利益率が高いに越したことがないことはもちろんですが、もう一つ重要な要素があります。

それは、「回転率」です。

逆に言えば利益率を下げる(商品の価格を下げる)ことで、回転率が上がり、結果的に手元に残るお金が増えることもあります。

販売価格を設定する際は、利益率ばかりではなく、回転率も考慮するのが一つポイントです。

知らずに中古品や新古品の販売をしてしまう。

4つ目の注意点は、古物商許可証を取得せずに中古品を販売してしまう問題です。

中古品や新古品を販売するには古物商の認可が必要になります。これを無くして販売を行う行為は列記とした違法行為に該当するため、中古品の販売を行う際は、事前に認可を受けるようにしましょう。

正直、せどりを本格的に行う場合は中古品や新古品を取り扱えた方が選択肢が大きく広がるため、古物商許可証は持っておくことをおすすめします。

2万円弱の申請手数料はかかりますが、試験や勉強も必要がないのでこれらは初期投資だと思い、抜かりなく行っておくことを推奨します。

まとめ

本記事では、副業でこれからせどりを始めようとしている方向けに「せどりの基本的な流れ」について解説してきました。

初めての副業でせどりというのは王道な方法ではありますが、それだけ難易度が低いビジネスモデルであることを証明しているとも言えるため、一つの選択肢としてはありだと思います。

せどりとは、商いの基本であり、学んだ知識や経験を、そのまま全く別のビジネスに転用できるだけでなく、稼ぎながら勉強できるという一石二鳥なスタイルを取れることも魅力の1つです。

しかしながら、誤った方法や浅い理解で、せどりを初めてしまうと、残った財産は「売れ残りの在庫の山のみ」という最悪の末路を辿ってしまう方もいることもまた1つの事実です。

そうならないためにも、複数のサイトや人から情報収集を行いながら、実践経験を積むことがとても重要です。

物事を効率よく進める方法に「PDCA」という手法がありますが、結果を出すためには「PDDDDDDDDDDDDCA」くらいのイメージです。笑

D(行動)をたくさん実行するためにも、1つ1つの「D」は最小限のリスクに抑えるようにしましょう。例えば、リサーチのみで大量に在庫を買わないのというのもリスクを抑えるポイントの1つです。

以上、本記事を通して、少しでもせどりのイメージが付けば幸いです。

最後に、当ブログでは副業で稼ぐ方法の1つとして「せどり」の攻略情報をお届けしています。本記事を気に入った方は、ぜひ他の関連記事もチェックしてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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