努力は人を裏切るのか?空回りした努力はハムスターと同じ!?

こんにちは、すばるです。

今回は、久々の自己啓発や心理学ジャンルの記事になります。元々は心理学系が僕の専門なので、久しぶりに書きたいテーマで筆を振るうことができて若干ワクワクしてます。笑

今回この記事では、『努力』というテーマで記事を書いていきたいと思います。

「そもそも努力って何なのか?」
「最近、将来への不安に押しつぶされそう。」
「何をやってもうまくいかない。」

と、このような悩みを抱えている人にも役立つ記事にするつもりなので、ぜひ最後までお付き合いいただければと思います。

「努力」とは?努力する意味とは?

「そもそも努力とは何なのか?」
「努力なんてする意味ないのではないか?」

と、この辺りの疑問を解決していきたいと思います。

努力とは?

努力を辞書で調べると、「目標を達成するために頑張ること」だそうです。

《名・ス自》

目標の実現のため、心身を労してつとめること。ほねをおること。

一度でも挫折や失敗を味わったことがある方であればわかると思いますが、努力とは目標の実現への希望が勝つか?心が折れるか?の勝負です。

そして、挫折や失敗の多くは、努力で進んで行った先で予想外の壁や敵という事実を突きつけられたときに起こります。

つまり、その目標実現難易度が高ければ高いほど、努力に必要なエネルギーも多く、挫折する可能性も大きくなるというわけです。

努力する意味はあるのか?

結論から言うと、努力はしないと幸せにはなれません。

努力と非常に関係が強いのが”ストレス”です。
努力とは基本的に将来的な目標などを達成するための条件をクリアするためのタスクであるため、その多くは辛いものも多く、必然的にストレスも貯まるというわけです。

ストレスというとマイナスの印象が強いかもしれませんが、
ストレスの全てが人間にとってマイナスというわけではありません。

完全にストレスをなくすために寝込んだりする人がいますが、
何もしないことがストレスとなり、うつ病などを悪化させるケースはよくあります。

つまり、人には適度はストレスが必要であり、
その1つ方法として何かを目指してコツコツと努力することは必要だと思っています。

努力するものを見つけるためにはどうすれば良いのか?

「努力するものを見つけるためにはどうすれば良いのか?」

結論から言うと、目指すべき目標が今ないという人は無理やり見つける必要はありません。厳密には、見つけようと思って見つけられるものでもないというのが正しい表現かもしれません。

社会人経験を得て、一通りの絶望や挫折を繰り返した上で、30代のうちに見つけることができれば御の字だと僕は思います。

満たされている日本人が20代で本当にやりたいことを見つけるのは基本的にムリです。しかし、40代以上となると体力的に厳しくなってくるので、30代で見つけられるのがベストというわけです。

努力してるのに成果がでないときの対処法

「努力しているけど、成果がでない。。。」

本気で何かに没頭して経験のある人間であれば、誰しもが経験したことのある壁だと思います。実際、この壁が原因で挫折する人or挫折してしまった人も多いと思います。

他人と比較しているからこその悩みであることを知るべき。

これの対処法として、「努力しているけど、成果がでない。。。」という悩みについて分析しましょう。

「努力しているけど成果がでない」というのは、他人と比較しているからこそ、そのような感情や思考になるはずです。まずは、その比較している対象をハッキリさせましょう。

対象例

「スポーツなのであれば、部員やライバル。」
「勉強なのであれば、友達や塾の人たち。」
「仕事なのであれば、成果を既に出している人。」

成果を出すのに小手先のテクニックは存在しない。

努力しているものを実現するための方法で、小手先のテクニック等は存在しないはずです。そのような方法があれば努力する必要はありませんし、そもそもこのような悩みを持っていないはずです。

これは既に成果を出している人も同じで、ライバルの人も同条件です。

もし無意識のうちに比較している対象が自分よりも努力せずに手に入れた結果だと思っているのであれば、それは大きな間違いです。隣の芝生は青く見えているだけです。

人は基本的に追い込まれれば追い込まれるほど、疑心暗鬼になりますし、自分意外のものに失敗や原因を擦り付けたいという欲求が働きます。

心理学的に言えば、認知的不協和です。

認知的不協和とは?

認知的不協和とは、ストレスを感じていると自分が認識したときにそのストレスを解消する方向に働きかける心理状態のことです。

例えば、自分が仕事やテストで成果がでないという事実があったときに、人が取る行動は2つあります。

  1. 次に成果を出すという選択肢
  2. 事実を否定するための材料を作り、事実を取り消すという選択肢

です。

言い換えれば、①を選択すれば努力継続②を選択すれば努力終了ということです。

努力しても成果がでない人の典型例として、この認知的不協和からくる行動がクセになっていることです。成果が出ないことを自分意外に擦り付け、冷静なときであれば取らない非合理的な無断な行動を取り出します。

このクセを治すための方法として、全ては自覚するところから始まります。
自分の1つ1つの行動や発言をする前に、第三者目線で客観的に見るクセを付けるようにしましょう。

「あ、今緊張してる。。。」
「なんで俺イライラしてるんだろ。。。」
「この発言をするとどうなるだろうか?」

全て客観的に判断・評価してから行動するだけで結構改善されます。

努力が努力でなくなるまでストレスをかけ続けるのがポイント!

努力が努力で無くなるまでストレスをかけ続けることで、努力として認識されなくなります。ここまでやり続けることがとても重要です。

既に結果を出している人と成果を出していない人の違いは、自分の行動を努力だと認識しているか否かの違いだったりします。

例えば、日々努力だと思いマイルールとして行動していることで成果を出している人は、毎朝起きたら顔を洗うくらいの感覚として行っているかもしれません。

基準値を常に塗り替えることが目標達成には必要不可欠なので、今ストレスだと感じていることを毎日1ヶ月続けてみましょう。1ヶ月後にはそれが常識になっているはずですし、基本的に最初よりもその行動に対してのストレスが薄れているorなくなっているはずです。

俗に言う限界突破みたいなものですね。

空回りした努力を防ぐためのコツ!僕も使ってます!

空回りした努力には要注意です。

努力をする必要性努力し続けるコツは上で解説した通りですが、それ以前の問題があるのでそれを解説しておきたいと思います。

この問題は意外と多いのですが、そもそも努力する方向性が間違っている人がいます。もちろん、その問題に気づけるようになるという意味では100%無駄とは思いませんが、少なくとも目標達成のための条件としては意味のないことを努力している人のことです。

これ結構多いです。

「努力=道を着実に歩んでいる」とすれば、
「空回りした努力=回し車の中で回ってる」です。

空回りした努力は、言わばハムスターの回し車と一緒です。楽しんで回っているという点ではハムスターの方がマシかもしれません。

努力していると思い込んでいる本人は、一生懸命頑張っているかもしれませんが、成果を出すための行動とは程遠いです。

空回りした努力を防ぐ方法としては、
一度自分の行動とその意味を紙に書き出してみるのがおすすめです。

さらに、紙に書いたことを”自分”が納得するのは当たり前なので、”他人”を納得させるようにしてみましょう。人は「これが正義だ!」と信じてる最中に間違いを自分で見つけ出すのはかなり難しいです。

実際に、僕も行動している最中に制止するのはムリなので、会社の経営上で重要な判断をする場合などは、論理的に判断できる他人に全て話してから決断するようにしています。

つまりは、他人を鏡として使うのです。

ただし、違うことをNOと言えずに、首を縦に降ることしかしない人を鏡として使うとヤバいことになるので、人選も重要です!論理的に判断できる人か否かがよくわからない場合は、自分の周りで信頼できて頭が良い人を選ぶのがベストです。

まとめ

本日は『努力』というテーマで記事を書いてきましたが、
今回の記事の要点をまとめると以下の通りです。

本日のまとめ
  1. 努力を避ける人は幸せにはなれない。
  2. 人間には適度なストレスが必要。
  3. 30代までに本当に努力すべきものを見つけられればOK
  4. 成果が出ないときはなぜ焦っているのかを分析する。
  5. 無意識のうちに他人に責任を擦り付けている人は要注意
  6. 負荷のかかることをし続けるとストレスが無くなるor薄れる。
  7. 空回りした努力はハムスターの回し車と同じだから要注意。

久しぶりに自己啓発系の記事を書きましたが、この記事で解説したことは努力云々で悩んでいる人向けです。何かがうまく行かずに自己嫌悪状態になっている人はさっさと寝て、次の日は遊ぶようにしましょう。これが最大の解決策です。

寝てリセット遊んで回復です。

何で遊んでよいのか思いつかない人は、今まで一度もやったことのないことをやってみましょう。ダイビングしてみる、川遊びにいってみる、ジムに行ってみる、普段誘わない昔の友だちに連絡を取ってみたりと、普段やらないことなら何でもOKです。

普段の自分ならやらないことをすることで、神経伝達物質であるドーパミン(ドパミン)が多く分泌されるのでプラスの精神状態に回復しやすくなります。