こんにちは。すばるです。
世の中にはトレーダーとして毎日10時間くらい画面に張り付きながら資産を運用して生活している人たちがいると思いますが、そんなプロのトレーダーさんが自分の資産を運用してくれるとなれば、喜んで投資する人も一定数いると思います。
特に、お給料の一部を投資に回したいけど、自分が何十時間も画面に張り付いてトレードをするなんて時間はないというサラリーマンの人は多くいると思います。
今回この記事では、そんな時間がないからプロのトレーダーに運用してほしいという人に向いているMAM投資について解説していきたいと思います。
目次
MAM(マネージドアカウント)とは?
MAM(マネージドアカウント)とは、自分の軍資金(投資金)を他人に運用してもらい、その運用結果を反映させる仕組みのことを言います。つまり、プロのトレーダーに自分の資産を運用してもらうことも現実的にできてしまうというわけです。
最近では、会社規模でMAMを持っている場合も多くあります。
MAMは運営側と利用者側のメリットがマッチしやすく、利用者は資産を増やすことを目的に、運営側は手数料や利益が発生したときの分配金を目的として成り立っています。
MAMの特徴は?
MAMの特徴は、運用結果が反映されるだけでなく、その運用結果の過程も見ることができるという点にあります。
MAMに似たようなものでPAMMと呼ばれるものがありますが、これもマネージドアカウントの分類に含まれ、MAMとの違いは取引履歴が見れるか否かの違いです。プロのトレーダーさんなんかが自分の手法を外部に知られないようにするためにPAMMを利用する場合もあります。
詳しくは下の記事にまとめてあります。
ファンドとMAM(マネージドアカウント)との違いは?
ファンドとMAMの基本的な目的は同じですが、決定的な違いはセキュリティです。
ファンドもMAMも軍資金を集めて、他の人に運用してもらうという面では同じですが、MAMの場合は証券会社の自分の口座の中に軍資金を入れ、親口座(運用する人の口座)に紐づけて運用します。つまり、MAMの場合はあくまで自分の口座内で運用できてしまうため、お金を持ち逃げされる心配がありません。
ファンド場合、投資金を一旦どこかの会社や団体に預ける必要があるため、詐欺などに利用されやすいですが、MAMの場合はその心配がありません。
MAMとPAMMの違いは?
MAMとPAMMの違いは、取引履歴を見れるか否かの違いです。
MAMもPAMMも運用結果を自分の口座に反映させるという点では同じですが、PAMMは本当に結果だけを反映させるだけで、MAMはその過程も利用者が見ることができます。
MAM(マネージドアカウント)に投資するメリット・デメリット
ここからはMAMに投資するメリット・デメリットについてまとめていきたいと思います。
MAMのメリット
MAMのメリットは主に4つあります。
1つ目のメリットは、お金を持ち逃げされる心配がないという点です。
お金を持ち逃げされる心配がMAMの場合ありません。従来のファンド形式の場合、運営側がやろうと思えば持ち逃げしたり、元金に手を付けることができましたが、MAMはこれらのようなことができません。
2つ目のメリットは、自分の時間を使う必要がないという点です。
他人の運用結果を自分の口座にも反映させることができるため、自分がわざわざ時間を使う必要がありません。
3つ目のメリットは、これからトレーダーになりたい人の勉強題材として使えるという点です。
「将来的にトレーダーになりたい!」という人にはMAMは最高の勉強材料だと思います。実際に腕に自信のある人に自分の資産を運用してもらいながらその取引内容もMAMの場合は閲覧できるため、勉強の題材としてかなり優秀です。
4つ目のメリットは、プロのトレーダーさんに運用してもらえる可能性があるという点です。
MAMは、自分に特別な知識や経験が必要なくその道のプロに運用を完全に任せることができます。また、トレーダーも実際にリアルマネーでトレードしているため負ければトレーダーにも損失が反映させるため、本気度の高いトレードを行ってくれる場合が多いです。
- お金を持ち逃げされる心配がない。
- 自分の時間を使う必要がない。
- これからトレーダーになりたい人の勉強題材として使える。
- プロのトレーダーさんに運用してもらえる可能性がある。
MAMのデメリット
MAMのデメリットは主に3つあります。
1つ目のデメリットは、運用してくれる人の技量次第で負けることもあるという点です。
MAMの仕組み上、運用してくれる人がヘッポコな場合は、トレード結果も悲惨なことになります。つまり、MAMの事前情報やどのような取引をしてくれるのかという情報は投資する前に確認しておくことをおすすめします。
MAM運用のコツに関しては下の記事で解説しているので、そちらをご覧ください。
2つ目のデメリットは、証券会社に依存することになるという点です。
MAMを提供しているのは海外FX会社(証券会社)なので、サポートが酷い会社を選ぶと問題が発生したときに全く対応してくれず泣き寝入りということにもなるので、最低でも日本語対応がある証券会社を選ぶことをおすすめします
3つ目のデメリットは、MAMへの参加費がかかる場合があるという点です。
これはあまりMAMを運営する側の事情によりますが、MAMへの参加費を徴収している場合があるので、その点は予め確認しておきましょう。
- 運用してくれる人の技量次第で負けることもある。
- 証券会社に依存することになる。
- MAMへの参加費がかかる場合がある。
まとめ
ここまで最近徐々に有名になってきているマネージドアカウントの中でも取引内容もみることのできるMAMについて解説してきました。
MAMは、特別な知識や経験を持っていなくてもプロのトレーダーさんやシステムに運用してもらえるため、自分は仕事や遊びに時間を使っている間にトレードを行ってくれるため忙しい現代社会人にはかなり向いている投資案件です。
MAM選びで重要なポイントは、MAMの大元が結果を出しているか否かです。別記事で僕が実際に運用しているMAMもご紹介しているので興味のある方はそちらの記事も参考にしてみてください。