FX投資にはどんな種類があるの?生活スタイルに合ったFX投資の選び方を徹底解説!

こんにちは、すばるです。

投資を始めるとなると真っ先に頭に浮かんでくるのがFX(外貨為替交換取引)という人も少なくないと思いますが、今回はそんなFX投資の種類について解説していきます。

FXのトレードスタイルについて知ろう!

FX投資の種類について話す前に、FXに投資する上でのトレードスタイルについて簡単に解説しておきたいと思います。

簡単に言えば、投資をどのスパン(期間)で見るかというお話です。

例えば、宝くじなどでもその場で結果がわかるスクラッチやある一定期間経った後に結果がわかる年末ジャンボやサマージャンボなどがあるのと同じです。FXでもどのくらいのスパンで投資を考えているのかによって投資すべき種類が変わってきます。

ちなみに、今説明したことを総称してトレードスタイルと言います。

短期投資とその特徴(数秒から数日)

まず初めは短期投資です。

短期と言っても人によって感覚は違うと思うので、今回は目安として数秒~数日で決着の付く投資のことを短期投資ということにします。

特徴としては、かなり短い期間内で投資を行うことで小さい値動きで利益や損益を確定させることができ、その場の判断能力や過去の経験がものを言う投資スタイルとも言えます。一般的には中級者から上級者向けの投資スタイルと言われています。

また、チャート画面にベッタリ引っ付く必要があるため、比較的時間が取れる人向けの投資手法です。

スキャルピングトレード(数秒から数分)

スキャルピングトレードとは、数秒から数分というかなり短い期間内で行う投資スタイルのことを言います。

多くの裁量トレーダーはEA(エキスパートアドバイザー)と呼ばれる投資ツールを利用したり、独自に開発したりしてスキャルピングを行う人が多いです。最近では、スキャルピングトレード用の自動売買などもあります。

デイトレード(数十分から数時間)

デイトレードとは、数十分から数時間を目安に投資を行う投資スタイルのことを言います。

これもスキャルピングほど投資期間は短くはありませんが、人によってはスキャルピングとデイトレードを同じものとして捉えている人もいます。

一般的にデイトレードは1時間以内に10個以上のポジションを持たない投資としてスキャルピングとデイトレードを区別し、スキャルピングを禁止しているFX会社もあります。

中期投資・特徴(数日から数週間)

続いて中期投資です。

このサイトでは、数日から数週間という期間内で決着の付く投資のことを中期投資ということにします。

特徴としては、短期投資よりも瞬時の判断を必要とせず、その後の経済指標などを考慮しながらじっくり考えることができます。

スイングトレード(2,3日から数週間)

スイングトレードとは、2,3日から数週間という期間内で行う投資スタイルのことを言います。

基本的にFXは並を描くような周期を持っているというは知っていると思いますが、これの周期が期間が開けば開くほど強いものとなりやすく、スイングトレードを行うトレーダーが最も多いかもしれません。

長期投資・特徴(数ヶ月から数年)

最後に長期投資です。

このサイトでは、数ヶ月から数週間という期間内で決着の付く投資のことを長期投資ということにします。

特徴としては、中期投資以上に長期的な判断を行える投資です。ただし、長期投資ともなるとじっくり大きな値動きを狙った投資スタイルになるためある程度の資金力も必要になってきます。一般的には、ドル円などのメジャーな通貨や株での取引で使われる投資スタイルです。

FXには為替と金利の2種類の稼ぎ方ある!

次にFXの稼ぎ方について解説しておきたいと思います。

FXで稼ぐというのは主に以下の2種類があります。

  1. 外貨為替差益
  2. 金利差調整益

一般的なトレード(外貨為替差益)

外貨為替差益というのは、外貨との交換による損益のことです。

おそらく多くの人がFXの印象として一番強い稼ぎ方ですね。

例えば、1ドル=100円のときに2ドルを買って、1ドル=110円のときに2ドル売れば20円の儲けになりますよね?これが外貨為替差益で利益を得るする際の考え方です。

特徴としては、一回一回の取引毎に単発的に利益を上げていくことです。

スワップポイント(金利差調整益)

金利差調整益というのは、金利の差による損益のことです。別名スワップポイントとも言います。

そもそも金利とは、貸金や預金に対する利子のことで、銀行などに一定期間預けているとほんの少しもらえるあれのことです!銀行というのは、預けているお金を日々運用しているため、自分の所有しているお金を銀行側が使用することに対するお金のことです。

簡単に言えば、レンタル料のようなイメージです。

話を戻しまして、金利差調整益で利益を得る場合、国毎にある金利の差を利用して利益を得る方法を取ります。金利というのは各国毎に変動しながらも設定されていますが、その差を利用するのです!

例えば、銀行に預けていても金利0.001%というクソみたいに低金利の日本の通貨を売って、豪ドルのような高金利の通貨を買うことでその金利の差分の損益を日々受け取ることができるというわけです。

ただし、注意が必要なのは損益を受け取れるという点です。

損益とは、利益と損失のことです。つまり、金利差調整益(スワップポイント)を狙った投資では、利益の受け取りと支払いの両方が存在するということです。投資なので当たり前と言われれば当たり前ですが。笑

金利差調整益(スワップポイント)取引では、毎日コツコツ利益を積み重ねたいと考えている人にオススメの投資手法です。

トレードスタイルからFXの投資の種類へ

ここからはFX投資の種類についてご紹介していきたいと思います。

一般的にFX投資の種類は以下の通り3種類あります。

  1. 裁量トレード
  2. 人による自動売買トレード
  3. システムによる自動売買トレード

裁量によるトレード

完全に自分自身の経験・判断・責任でトレードを行う投資スタイルです。

おそらく誰もが一度は憧れるプロトレーダーと呼ばれる人は裁量によるトレードをメインに行っているケースが多いです。

ただし、FXの裁量はかなりの経験値を必要とするためある程度の資金力と資金管理がとても重要になっていきます。

裁量トレードの場合、投資スパンが短ければ短いほどチャートに何時間も張り付くことが必要になってきますし、それに伴う精神的負担もかなり大きなものとなってきます。何かの傍らでやるような投資スタイルではないので、時間と資金力が豊富にある人向けです。

人による自動売買トレード(コピートレード,MAM)

人による自動売買トレードとは、第三者のプロのトレーダーなどに自分の軍資金を代わりに運用してもらう投資スタイルです。

MAM、PAMM、コピートレードといった名称で呼ばれることが多く、どれも親となる口座のトレード内容を子口座にも反映させる仕組みとなっており、一般的に海外FX会社などがその仕組みを提供しています。

システムではなくプロのトレーダーに運用を任せることができるため、その場の相場に臨機応変に対応してくれるという点で最近流行りの運用方法です。良くも悪くも運用を行うトレーダー次第の投資スタイルですね。

人による自動売買トレードは、時間を割かずにプロのトレーダーに運用を任せたいという人向いています。

MAMとコピートレードの違いや僕も投資しているおすすめのMAMについては下の記事でまとめているので興味のある方は下の記事を参考にしてください。

システムによる自動売買トレード(シストレ)

システムによる自動売買トレードとは、システムを自分で設定したり、既存のシステムを利用して自動で取引を行う投資スタイルです。

システムトレードといった名称で呼ばれることが多く、システムが判断したトレードタイミングで取引が行われる仕組みとなっています。最近では、国内でもシステムトレードを提供するサービスが増えて来ており、システムトレードの中でも以下のようにいくつも種類が存在します。

システムトレードの種類
  1. リピート型システムトレード
  2. 選択型システムトレード
  3. ミラートレード
  4. ユーザー設定型システムトレード
  5. MT4(メタトレード)

システムトレードの種類の詳細については別記事でまとめているのでそちらをご覧ください。

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裁量と自動売買ではどちらの方がおすすめ?

「裁量トレードと自動売買トレードどちらがおすすめですか?」

実は、この手の質問はLINE@やコメント等で結構多いのですが、その人の生活スタイルによって異なるというのが正直なところです。

生活スタイルという観点から解説すると、自動売買についてはFX初心者でも取っつきやすいものが多いです。

とにかく仕事等で忙しいサラリーマンなどは100%プロのトレーダーやシステムに任せることも可能ですし、自分でシステムのロジックを研究しながらいじることも可能だったりするので、比較的自分の生活スタイル合った投資スタイルを画一しやすいのが特徴です。

また、裁量と違い、あくまで取引を実行するのはシステムや他人という点から精神的負担も少ないため最近では自動売買から投資に参入する人も多いのが現状です。

僕の経験上、裁量トレードをガチでやるとなると通常で半日くらいはずっとチャートの画面に張り付いている必要があるため、時間と資金的余裕はFXの裁量トレードをやる上で必須です。

一方、自動売買は自分が取引に関与しなくても自動で取引が行われるため裁量とは違い時間的デメリットがありません。

結論、時間にある程度余裕のある人は裁量と自動売買の両方をやってみても良いと思いますし、時間的余裕がないという人は自動売買のみを極めるのが吉だと考えています。

【2019年最新】生活スタイルに合ったおすすめFX投資とは?

ここからは、僕が薦める生活スタイルに合ったおすすめの投資スタイルについてご紹介していきたいと思います。

100%プロに任せたい方はコピートレードやMAMがおすすめ!

システムではなくプロのトレーダーに運用を任せたいという人はコピートレードやMAMがおすすめです。

メリットとしては、その手のプロが運用してくれるためその時の相場に臨機応変に対応した取引を行ってくれるという点です。

デメリットとしては、運用してくれるトレーダーさんに100%任せることになるためトレーダーさんの技量次第では普通に負けることもあるという点です。

ある意味、メリットがデメリットになることもあればデメリットがメリットになる可能性もあるという感じです。そのため、コピートレードやMAMを選ぶ際は慎重に選ぶ必要があります。

MAMとコピートレードの選び方や実際に僕が投資しているMAMなどを別記事でまとめているので興味のある方は下の記事をご覧ください。

自分で戦略を練りたい方はシステムトレードがおすすめ!

裁量トレードをするまでの時間がないが、自分で戦略を練り、基本自動でトレードを行いたい人はシステムトレードがおすすめです。

メリットとしては、自分の生活スタイルに合わせた運用が行える点です。

例えば、完全にシステムに任せることもできますし、既存のシステムから人気のシステムを選択し運用に活かすこともできますし、完全に独自のロジックを加えることが可能だったりと、自分の生活スタイルに合わせた関わり方ができます。

デメリットとしては、相場の変動に対応しにくいという点です。

一生稼ぎ続けることのできる自動売買は存在しないため、いつか必ず損失は出ます。もちろんこれは全ての投資に言えることなのですが、システムトレードの場合は相場に合わせた取引が基本できないため、負けるときは大きく負けやすいです。

詳しいシステムトレードの選び方やおすすめのシストレサービスなどは別記事にまとめているのでそちらをご覧ください。

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完全に自分の判断と責任で運用したい方は裁量がおすすめ!

自分の判断とリスク範囲内でトレードを行いたい方は、裁量トレードがおすすめです。

メリットとしては、自分の判断とリスク内でトレードができるという点です。

正直、裁量トレードが一番経験値が多いです。おそらくFXの裁量トレードを始めたばかりの人はまず間違いなく溶かすでしょう!笑

しかし、そこから学べることは自動売買トレードでは得られないほど莫大な経験値となります。また、投資への考え方や見え方も大きく変わることでしょう。

デメリットとしては、時間と資金力に余裕が必要という点です。

正直、裁量トレードは資金力と時間に余裕があることが前提です。この2つがないとおそらく裁量トレードからくる精神的負荷や良くに耐えられず朽ち果てます。冗談のように聞こえるかもしれませんが、裁量トレードを本気でやるとなるとそれだけのエネルギーや同時に失うものがあります。

そのくらい本気でやらないと裁量トレードで生計を立てるのは不可能です。ちなみに、FXは5年で収支がプラスの人は1%以下と言われているくらい厳しい業界です。

まとめ

ここまでFX投資にはどのようなものがあるのかをまとめていきましたが、結局は自分の生活スタイルに合った投資スタイルを取るのがベストだと思います。

最近、自分が仕事をしている間も勝手に取引をしてくれる自動売買系に魅力を感じ、僕の投資スタイルは自動売買系が軸になっています。

毎日休み.comでは、システムトレードやMAMなどの選び方や2019年おすすめのサービスなどもまとめているので興味のある方は下の関連記事も読んでみてください。

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