【2019年最新版】国内証券会社『松井証券』の特徴・評判とは?松井証券でFXを利用するメリット・デメリットをまとめてみた。

こんにちは!毎日休み,com運営部のけーすけです。各証券会社にはそれぞれ特徴があります。例えば、マネックス証券会社→米国株に強いというイメージです。でも、「実は○○でもいいサービスを提供しているんだよ」というような知る人ぞ知る情報を入手できたら最高ですよね?

当サイトでは、国内外問わずFX会社を中心とした記事をまとめています。ですので、今回は大手~中堅の様々な国内証券会社でFXを利用するメリット・デメリットを検証して、皆様にへぇへぇへぇボタンを連打させるような誰も知らない、ちょいトリビアで役に立つ裏情報を提供したいと思います。*トリビアの泉という古いネタです。そして、「トリビアの意味ってくだらないだけど大丈夫か?」というツッコミはご容赦ください(笑)

記念すべき1回目は大手ネット証券会社の松井証券でFXを利用した場合を徹底分析&解説していきたいと思います!

松井証券の会社概要&サービス内容

HPより参照して、松井証券の会社概要をまとめてみました。

会社名松井証券
代表者代表取締役社長 松井道夫
創業1918年5月
資本金11,944,914,736円(2019年3月31日現在)
本社所在地東京都千代田区麹町一丁目4番地
従業員数142名(2019年3月31日現在)
発行済株式数259,264,702株(2019年3月31日現在)
取引単位100株
取得会員 正取引参加者権東京証券取引所総合取引参加者、大阪取引所取引参加者、名古屋証券取引所総合取引参加者、福岡証券取引所特定正会員、札幌証券取引所特定正会員
事業内容金融商品取引法に基づく金融商品取引業[登録番号 関東財務局長(金商)第164号]
加入協会日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会
系列独立系(他企業との系列関係は一切ありません)

創業から100年を超える歴史を持つ証券会社です。個人的に気になったのが、従業員の数が資本金に対して少ないなと感じました。例えば、同じくらいの資本金を持つマネックス証券では倍近くの従業員がいます。

松井証券といえばデイトレードで業界最安水準のコストを売りにしています。デイトレードとは制限時間一日の株やFXの取引きとなります。株式のケースですと、AM9~PM3の間に取引をして、完結させる形になります。ちなみに、英語のdayには日中、昼間という意味があり、日中の間に行うことから、デイトレードという名前がつきました。

そして、現物取引と信用取引の約定代金の合計が10万円までは手数料無料になります。さらに新たに口座を開設してから6ヶ月間は合計30万円まで無料となり、少額で取引を考えている方にはとてもオススメなシステムになっています。

FXに関する、松井証券のサービス徹底分析

ここからは松井証券でFXを利用した際のサービスの特徴やポイントについて解説していきたいと思います。

今回は、FX会社選びで重要なポイントである6つの項目に沿って他社と比べて松井証券はどうなのかを比較しレビューしていきます。

  1. レバレッジ
  2. 入出金手数料
  3. スプレッド
  4. 追証(借金リスク)の有無
  5. 約定率
  6. 過去の問題・トラブルへの対応

レバレッジ

松井証券では最大25倍まで可能となります。金融庁の指示により、国内ではレバレッジは最大25倍までというルールになっていますので、国内証券会社では最高のレバレッジをかけることができるのです。ちなみに、海外FX会社ではそういった規制がないため、なんとレバレッジがMAX3000倍に設定されているところもあります。

入出金手数料

入金と出金それぞれ分けて説明します。

入金

松井証券の入金の手段は4種類あり、それぞれの入金方法の特徴一覧となります。

ネットリンク入金らくらく振替入金定期入金銀行振込入金
手続き方法株touch(アプリ)・会員画面株touch(アプリ)・会員画面株touch(アプリ)・会員画面ATM・窓口
入金手数料無料無料無料有料(利用する金融機関によってことなる)
反映時間リアルタイムリアルタイム毎月27日(休業日の場合は翌営業日)に指定の金融機関から引落し、5営業日後に入金当社のシステムで確認後
注意点提携金融機関にてインターネットバンキングの契約が必要です初回利用時に口座振替契約が必要です引落しに指定する金融機関の口座登録は、引落日の8営業日前までに登録する必要がある
(引落し月の10日までを目途)
人によって、振込先が異なる

オススメはネットリンク入金となります。しかし、上記の図ではネットリンク入金とらくらく振替入金の違いがわからないと思います。一番の違いは、利用可能な金融機関の種類になります

ネットリンク入金の利用可能な金融機関

  • ゆうちょ銀行、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、ジャパンネット銀行、セブン銀行、ソニー銀行、楽天銀行、住信SBIネット銀行、じぶん銀行、イオン銀行、スルガ銀行、京都銀行、関西みらい銀行、福岡銀行

らくらく振替入金の利用可能な金融機関

  • みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、ゆうちょ銀行

ネットリンク入金が、らくらく振替入金に対して17-4(単位は種類)で野球でいえばコールドゲーム並みの大勝ですね。

あと、らくらく振替入金の場合には、1万円以上1億円未満という入金額の制限があるので、その点でもネットリンク入金の方がオススメだといえます。

出金

出金に関しては基本的には無料となりますが、即時の振り込みの際に手数料(300円)がかかります。注意点として、即時の振り込みの際にはゆうちょ銀行の口座を使うことができません。

スプレッド

HPより公表してある松井証券のスプレッドをまとめてみました。

貸ペア通常時スプレッド
米ドル/円1~2銭
ユーロ/円2~4銭
豪ドル/円2~4銭
カナダ/円6銭
スイス/円6銭
ポンド/円6銭
NZドル/円6銭
ランド/円6銭
トルコリラ/円8銭
ユーロ/米ドル0.0001~0.0002米ドル
豪ドル/米ドル0.0002~0.0004米ドル
ポンド/米ドル0.0006米ドル
メキシコペソ/円4銭

GMOクリック証券やSBI証券などの国内の有力FX会社には、歯が立たないといった感じですね。例えば、ドル/円に関して、SBI証券でのスプレッドは0,27銭になるので、松井証券と比べて最低でも3倍超の差があります。

追証(借金リスク)の有無

松井証券のHPより確認したところ、残念ながら追証は有りです。注意点として、追証が発生した取引日の翌取引日(祝祭日を含む)の15:00までに追証(借金)の解消が確認できない場合、当社の任意ですべての建玉を強制決済されるとしています。つまり、未決済分の取引やFXが強制決済されるということです。これはロスカットに近いシステムになりますね。いつか上がると信じ、なかなか損切をできない、夢見がちなダメトレーダーにとっては良心的なシステムなのかもしれないです。(笑)

約定率

2013年にFXの取引で約定遅れを巡り裁判にまで発展したケースもあり、FXの約定に関してはあんまりいい印象がないです。約定にはDD方式とNDD方式の二種類があり、簡単に説明すると、証券会社が約定の際に介入できるかできないかになります。松井証券はDD方式を採用していて、このトラブルも松井証券側が意図的に約定のタイミングをずらしたという点が問題になっていると考えられます。

*ちなみに、裁判の結果は控訴しないで、松井証券側の負けに終わりました。

過去の問題・トラブルへの対応

先ほどの約定率のとこでも述べたように、FXに関して、裁判沙汰になったりとあまり良い印象はないです。あと、追証が発生した際もアプリによる通知のみで、電話などの連絡がないというのも気になりました。国内証券会社ということもあり、リスク管理のサービスなども高いレベルを期待してしまいますね。

松井証券のボーナスについて

2019年8月5日時点でのプログラムは口座開設時ボーナス(200ポイント),家族友人紹介ボーナス、投資信託の保有金額に応じたボーナス(年間0,1%)の3点になります。松井証券独自のボーナスというのは見受けられないですね。

国内証券会社松井証券でFXを利用するメリット・デメリット

松井証券でFXを利用するメリット

松井証券でFXを利用するメリットは、入出金の手数料の安さと入出金のやりやすさになります。手数料だったり、送金に関しては、海外FX会社と比べると優れていますね。例えば、海外FXでは中々スマホ上で振り込めるシステムはないからですし。あと強いていうならば、国内最大値を誇るハイレバレッジ(25倍)ですね。これは逆に海外FX会社と比べると話にならないですね(笑)

メリット
  1. 入出金の手数料の安さ
  2. ハイレバレッジ

松井証券でFXを利用するデメリット

デメリットは、追証有に関しては、他の国内証券会社でもだいたいあるので仕方ないとしても、スプレッドが圧倒的に高く、その上、約定トラブもあったりであんまりいいとこなしと言った感じですね。

デメリット
  1. スプレッドが高い
  2. 追証有(借金のリスク)
  3. 過去にトラブル(約定遅れ)

まとめ

残念ながら、松井証券ではFXをやるのはオススメできません。松井証券のホームページの商品サービスという項目でも、一番右端に追いやられていて、松井証券側もあまり重要視していないというのを感じました。あと、松井証券は規模の割に従業員数が少なく、メッセージや電話対応などのサポート体制に関してはあまり期待しない方が良いです。ただ、デイトレーダーや少額での取引を考えてる人には、オススメであるのに変わりはないです。

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