こんにちは。すばるです。
早速ですが、あなたは投資というワードに対してどのような印象を持っていますか?
5年ほど前は「投資」というと、お金持ちがやるようなイメージがあったり、借金を抱えそうで怖いようなイメージが表立っており、なかなか投資には手を出せないし何に投資をすべきなのかよくわからない人が大半でしたが、最近では家庭持ちの主婦やサラリーマンでさえ、ちょっとしたお小遣い稼ぎや副業として投資をやっている人がいます。
しかし、残念なことに手軽に始められる投資案件が増えてきたことにより、詐欺や怪しい商材がインターネットなどを通して広まり、「なんか怖い」「投資=危ない」のようなイメージを持っている人もある一定数いるという一面も持っています。
そのような負の一面を持っている原因は、投資案件の営業マンが投資のリスクを伝えず、「絶対勝てる!」「今まで負けてないよ」などわけのわからないことを言い投資という世界に足を踏み込ませてしまい、結果的に負けたことにより投資そのもののイメージが当人の中で壊れてしまうのだと思います。
今回、この記事では投資をやる上で絶対に心得ておいてほしい5つのポイントをご紹介していきたいと思います。かなり厳し目のことも書いてありますが、これから紹介する心得を持てない人は投資に手を出さないほうがいいです。
1.投資は自己責任
お金を投資することだけに限定した話ではなく、時間・お金・エネルギー全てにおいて投資するという判断をとった自分の責任です。
さらに言えば、責任と取れる範囲内で投資をいうのは行うべきなのです。なので、借金して投資をするなんて行為は本当に論外だということが分かって頂けると思います。
僕も過去に詐欺商材を掴まされたこともありますし、会社のお金を持って逃げられた経験もあります。しかし、それも全て自己責任です。もちろん、詐欺商材を掴ませた詐欺師やお金を持って逃げた人が悪いのは明らかですが、詐欺商材にお金を出す判断をしたのもお金を持って逃げられないような対策を怠っていた自分にも責任があるということです。
相手のせいにした方が被害者としていられるので圧倒的に精神面が楽になるので、気持ちはわかりますが、投資で人のせいにしてしまう人は投資に手を出さないほうが懸命です。
人に責任を押し付けてしまうと、本当にただの無駄なお金で終わってしまいます。成長に繋がらないという意味です。
例えば、詐欺商材を売りつけられた当時僕は19歳でしたが、今考えてみればおかしな点がたくさんありますし、今の僕だったら相手に聞くべきポイントや詐欺だと見破るポイントはたくさんありました。しかし、これは今の自分だから言えることでもあります。
詐欺に合った当時に、投資というもの自体が嫌いになり逃げていたら、投資に関してあれ以上学ぶことも興味を示すこともなかったと思います。
結論何が言いたいかというと、投資で人に責任を押し付けてしまうと自分のレベルアップを妨げることになるので常に自己責任の範囲内で行うべきというお話です。
「成長するために失敗をしたくない!」という人は投資に手を出すことはやめた方がいいです。投資は簡単に始められるかもしれませんが、人間の複雑な心理や投資とは全く關係なさそうな分野も関わってくるため簡単に攻略することはできません。
余談ですが、当時、詐欺師にそそのかされて変な投資に手を出してしまった僕ですが、今では100%自分が悪いと思っています。むしろ、あの時、騙されていなかったら今の自分にはなれていなかったということを考えると良い勉強代だったと思います。(詐欺を働くようなやつは巡り巡って自分に返ってくるので無視でOKです!)
2.1日の取引損益で一喜一憂しない!
実は僕が初めて手を出した投資案件はバイナリオプションといういかにも怪しい業界なのですが、当時の自分は30分おきに取引状況を確認していました。
このちょくちょく取引履歴やチャートを見るのはおすすめしません。とてつもなく時間の無駄です。もちろんチャートを見るのが楽しいという気持ちはわからなくはないですが、本当に利益を少しでも大きくしたのであれば時間も大切にしましょう。
Time is maneyです!
あとは、もう一点あります。
投資というのは主に3種類あり、それぞれ「短期投資」「中期投資」「長期投資」です。
僕の場合は、短期が1ヶ月~半年、中期が半年~1年、長期が1年以上という感じに判断していますが、おそらく投資家によってそれぞれ基準は違いでしょう。
一つ確かなことが言えるとすれば、1日で決着がつく投資はまず無いので投資初日で勝っても月のトータルで負けていたら意味がないことがほとんどです。
最低でも1ヶ月、できれば2~3ヶ月というスパンで見ることを意識して投資資金を管理すると良いです。なので、トータル30万の軍資金があった場合は、一度の全てを投じるのではなく2回分に分けて投資するなど軍資金を基準に調整することをおすすめします。
軍資金の調整の仕方についてはマイルールの記事で解説しているので、興味のある方は下の記事を御覧ください。
3.大きく勝つ⇔大きく負ける
大きく勝つものは大きく負けます。
これ投資を初めたばかりの方や投資案件を扱う営業マンなどがよく使うテクニックなのですが、投資で利益率は当てになりません。
『利益率の高い投資案件≠勝てる投資案件』(←ノットイコールですからね。笑)
ここに関してはもう少し踏み込んで解説しておきましょう。
利益率の高い投資案件が良くない理由は、差が激しい可能性があるからです。
例えば、下の表のような実績でも平均利益率50%の投資案件と言えてしまうというわけです。
1月 | -50% |
2月 | -100% |
3月 | -30% |
4月 | -20% |
5月 | -50% |
6月 | +300% |
利益率 | 50% |
たしかに利益率50%ですが、このような実績を持つ投資案件に手を出したいと思いますか?
答えはNOだと思います。
結論、このようなデータを予め期待していて投資した場合は投資しても良いと思いますが、1ヶ月程度の短期的な周期で投資した場合は良い投資案件とは到底言えないというわけです。
4.投資に100%は存在しない!
投資に100%は存在しません。
ルノ◯ールというカフェなんかに足を運ぶと、少なくとも1人は一生懸命に投資系の営業をしている人がいますが、結構どうどうと言ってるんですよね。
「絶対勝てるよ!」
「今まで負けてないから大丈夫だよ!」
「借金する価値があるくらい良い投資案件だよ!」
そんな投資はこの世にありません!これだけは絶対です!そもそも投資って勝つ人と負ける人がいて成り立っていものなので、絶対や100%というのはありえません。
基本的に、「絶対勝てる」「100%勝てる」というのを匂わせてくる投資案件に良いものは無いというのは絶対かもしれません。笑
5.他人に結論を任せない!
投資で他人に結論を任せるのは止めましょう。
勝っても負けてもその人とと良い關係にはならないので、あくまで自分の責任が負える範囲内で自分の判断で投資するようにしましょう。
正直、投資で勝つよりも、自分で判断できるだけの判断材料や経験値を得ることの方がよほど価値のあるスキルです。
僕は、「この人最強だなぁ」と思って見ている”何でも鑑定団”というテレビ番組があります。鑑定士、最強だとは思いませんか?もちろん、彼らは勉強や経験を積んで目利きができているわけですが、街の骨董品を見て価値のあるものが安く売っていれば買ってしまえばよいのです。
こんなことを言うと、下品に思われるかもしれませんが、知っているか知っていないかというのはそれだけの違いがあるということです。
自分自身で目利きし、判断できるようになりましょう。
まとめ
ここまで、投資をやる上で心得ておくべきポイントをご紹介してきましたが、細かいことを話せばもっと伝えておくべきポイントはありますが、僕が特に重要だと思ったのは下の5つです。
- 投資は自己責任!
- 1日の取引損益で一喜一憂しない!
- 大きく勝つ=大きく負ける!
- 投資に100%は存在しない!
- 他人に判断を仰がない!
投資はたしかに誰もがやるべきものだと思いますし、うまくやればこれ以上かなりパフォーマンスの高いお金の増やし方になります。
しかし、その逆もあります。
特に、人間の欲とは恐ろしいもので、間違った認識で投資を始めてしまうとお金だけでなく人間関係や人生そのものを破滅します。
人間はドツボにハマった状態のときは自分がドツボにハマっていることは気づかない生き物なので、どんどん深い沼底へと沈んでいきます。気づいたときには時既に遅しです。
そうならないためにも、正しい認識・心得で投資を行うようにしましょう。
最後に最近LINE@を始めたので、興味のある方は登録してみてくださ-い!