こんにちは、毎日休み.com運営部のすばるです。
今回この記事では、海外FX会社『FX PRO』の評判やメリット・デメリットなど、トレードビューのレビューをまとめていきたいと思います。
「おすすめの海外FX会社が知りたい!」
「証券会社の選び方を知りたい!」
という人は下の記事に2020年現在のおすすめの証券会社や自分に合った証券会社の選び方をまとめているのでそちらをご覧ください。
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目次
FX PRO(FX プロ)の概要・サービス内容
FX PROの概要・サービス内容は以下の通りです。
基本情報 | |
会社名 | FXPro Financial Services Limited |
ライセンス | CySEC ライセンス番号:078/07 英国金融行動監視機構(FAC) ライセンス番号:509956 |
創業 | 2006年 |
日本語対応 | あり |
電話/メールサポート | あり(平日15:00~23:00)※夏のみ24:00まで |
口座種類 | MT4(STP)・MT5(STP)・cTrader(ECN) |
スプレッド | 変動方式 |
取引通貨 | 米ドル・豪ドル・ユーロ・日本円・ユーロフラン・ポーランド図ウォティ |
最小注文ロット数 | 0.01lot |
商品 | 通貨ペア:69(※1) CFD銘柄:20(※2) インデックス銘柄:25 株式銘柄:156(※3) 貴金属銘柄:6(※4) エネルギー銘柄:3 |
追証(借金リスク) | なし |
両建て | 可能 |
スキャルピング | 可能 |
マージンコール | 口座の種類により変動(詳細は次の見出しへ) |
ロスカット | 口座の種類により変動(詳細は次の見出しへ) |
信託保全 | あり(主要信託先:FSCS,ICF) 分離管理方式採用 |
(※)記事執筆時の情報です。
(※1)MT5の銘柄は54種類(※2)cTraderは取扱不可
(※3)MT5とcTraderは取扱不可(※4)cTraderのみ5銘柄
FX PROは2006年に設立した資本金の大きさによる信頼性と取り扱っている商品の数を売りにしているFX会です。FX PROはFX会社にしては珍しく資本金を公開しており、10億ドルであると公開しています。
FX PRO(FX プロ)の口座の種類について
FX PROの口座の種類は以下の通り3種類あります。
- MT4 Instant
- MT4 Fixed Spread
- MT4 Market
- MT5
- cTrader
各口座のスペックは以下の通りです。
口座種類 | MT4 Instant (インスタント) | MT4 Fixed Spread (固定スプレッド) | MT4 Market (MT4) |
手数料方式 | STP | STP | STP |
決済方式 | DD | DD | NDD |
ボーナス | なし | ||
採用トレードツール | MT4 | ||
平均スプレッド | 1.8pips | 1.6pips | 1.50pips |
1lotの単位 | 100,000通貨 | ||
最大レバレッジ | 500倍 | ||
最低入金額 | ¥50,000 | ||
最大取引量 | 制限なし | ||
最低取引量 | 0.01lot (1,000通貨) | ||
マージンコール | 証拠金維持率25%以下 | ||
ロスカット | 証拠金維持率20%以下 | ||
取引手数料 | 無料 |
口座種類 | MT5 | cTrader |
手数料方式 | STP | ECN |
決済方式 | NDD | NDD |
ボーナス | なし | |
MT5 | cTrader | |
平均スプレッド | 1.6pips | 0.4pips |
1lotの単位 | 100,000通貨 | |
最大レバレッジ | 500倍 | |
最低入金額 | ¥50,000 | |
最大取引量 | 制限なし | |
最低取引量 | 0.01lot (1,000通貨) | |
マージンコール | 証拠金維持率40%以下 | |
ロスカット | 証拠金維持率30%以下 | |
取引手数料 | 無料 | 4.5ドル/lot |
正直、どの口座のスペックを見ても特別光るものがないというのが本音ですが、MT4 MarketはNDDであるため比較的手数料が安く取引ができます。
cTraderが使える数少ない会社の1つ
FX PROは、cTraderが使える数少ない会社の1つです。
cTraderとは、イギリスの起亜車が開発したスキャルピングデイトレード専用のトレードツールです。つまり、短期トレードをするのに適したツールということです。
インターバンク(注文先)から直接チャートを引用してくれるためチャートのズレなどが無く、非常に快適にトレードを行えるなどのメリットがあるツールで筆者的にもMT4以上にcTraderはおすすめのツールです。
というように、利用者側から見たらかなり使う価値が大いにあるツールなのですが、運営側(今回の場合はFX PRO)からしたらツールの維持費用がMT4よりも高くあまり採用している会社が少ないというのが実情です。
実際に、FX PROはcTraderが使えるという点では需要はあると思います。
FX PROのボーナスについて
FX PROにはボーナスが一切ありません。
過去に一度もボーナスを実施したことがありません。FX会社には、ボーナス面を重視する会社とトレード環境を重視している主に2種類がありますが、FX PROは後者のトレード環境を重視したFX会社です。
トレード環境を重視したFX会社は他にもあり、TradeviewやAXIORYなんかもトレード環境に重きを置いたFX会社です。
FX PRO(FX プロ)のサービスの特徴・ポイントは?
ここからはFX PROのサービスの特徴やポイントについて解説していきます。
今回は、FX会社を選ぶ際に特に重視すべき6つのポイントに沿って、他社と比べてFX PROがどうなのかをレビューしていきたいと思います。
- レバレッジ
- 入出金手数料
- スプレッド(取引手数料)
- 追証(借金リスク)の有無
- 約定率・約定スピード
- 過去の問題・トラブルへの対応
レバレッジ
FX PROのレバレッジは、全ての口座共通で1~500倍で設定されています。
海外FXではレバレッジが高いことが魅力の1つですが、FX PROは全ての口座に共通して500レバレッジなので比較的高いレバレッジを提供しているFX会社と言えます。
もちろん、レバレッジ1000倍というFX会社もありますが、現実的にあまり使わないという点やECN口座だけは最大200倍と制限がかけられていたりすることが多いのが実情です。
なので、ECN口座でハイレバレッジ取引を行いたい方にはFX PROはおすすめです。
入出金手数料
FX PROの入出金手数料面はかなり良いと思います。
まず、FX PROの入出金手段は4種類あります。
- 銀行送金
- クレジットカード
- bitwallet
- Skrill(スクリル)
最初に結論から言ってしまいますが、クレジットカードかbitwalletがおすすめです。
銀行送金
FX PROでは、銀行送金に対応していますが、国際送金扱いになるため手数料はかなり高いです。また、入出金の処理・反映までに3~5営業日ほどかかってしまうというデメリットもありおすすめしません。
ちなみに、銀行送金を使った場合の手数料は、合計で5000円~7000円ほどの手数料がかかります。
最近では、bitwalletなどのe-walletを使った入出金が主流になってきており、銀行送金の対応も今後不可になる可能性もあります。実際に、他社のFX会社では銀行送金を取扱っていない会社も増えてきています。
クレジットカード
クレジットカードの入出金対応も行っており、手数料は無料、処理反映は基本的に即時反映されます。
ただし、入金額以上の額を出金することはできないので、クレジットカードを使った入出金手段は完全な手段とは言えません。(あくまで返金処理として扱われるため入金額以上の出金はできないようになっています。)
bitwallet
最もおすすめの入出金手段がbitwalletです。
最近では、どのFX会社でもbitwalletを利用した入出金手段が主流になりつつあり、手数料の安さと反映の速さが売りのe-walletです。
FX PROとbitwallet間での手数料は無料で、かかる手数料は以下の通り、bitwalletと銀行間の手数料824円のみです。
国内銀行からbitwalletへの入金 | |
手数料 | 無料※ |
最低入金額 | なし |
反映 | 着金後15分以内 |
bitwalletから国内銀行への出金 | |
XM側の手数料 | 一律824円 |
最低出金額 | なし |
反映 | 2~5営業日 |
※銀行の振込手数料は普通にかかります。(みずほ銀行は振込手数料も無料)
どの出金手段よりも手数料が安く、反映も早いため2020年現在最もおすすめの出金手段です。
Skrill(スクリル)
ヨーロッパ向けのe-walletサービスです。
以前までは使えていましたが、日本の金融庁に目を付けられてしまったため、現在では日本人はアカウント発行もできません。
スプレッド(取引手数料)
FX PROのスプレッドは、比較的広いです。
スプレッド面だけを見ると、TradeviewやAXIORYの方が取引コストが安くあえてFX PROを使うメリットは薄いというのが正直なところです。
追証の有無(ロスカット方式)
FX PROには追証(借金リスク)がありません。
海外FXの場合、追証がある方が珍しいですが、とても重要なポイントです。ハイレバレッジで取引をして追証ありだった場合は、大変なことになりますからね。笑
ちなみに、日本の国内FXでは法律で定められてるため追証が絶対にあります。あとは、レバレッジも最大25倍です。
約定率・約定スピード
FX PROの約定力は、普通といった感じです。人によっては最悪という人もいます。
おそらく、MT4・MT5・cTraderのどのトレードツールを使っているのかによってその評価がわかれるものを思われます。
FX PROのサーバーに問題があるのか、意図的なのかはわかりませんが、人気のある口座に限ってスリッページが起きたりするようです。
結論、約定面の評価に関してはあまり良い話を聞かないため、個人的にはおすすめしていません。
過去の問題・トラブルへの対応
過去に大きな問題やトラブルはありませんが、小さな出金トラブルがちょくちょくあるようです。実際に、ネット上にも出金ができない旨の評価をしている人もおり、FX PROは信頼性の低い会社ではないと思いますが、信頼できるとも言い切れない会社です。
海外FX会社『FX PRO』を利用するメリット・デメリット
ここからはFX PROを利用するメリット・デメリットをまとめていきます。
FX PROを利用するメリット
FX PROを利用するメリットは主に6つあります。
1つ目のメリットは、FACライセンス取得実勢があり会社の信頼性が高いという点です。
FX PROは、審査が厳しく信頼性が非常に高いとされる英国金融行動監視機構(FAC)の認可を得ており、会社の評価は高いと言えます。
2つ目のメリットは、bitwalletに対応しているという点です。
これは最近なのですが、FX PROも遂にbitwalletに対応しました。これによりFX PROから出金する際の手数料が一律824円とかなり負担が軽減しました。
3つ目のメリットは、cTraderを採用している数少ない会社という点です。
FX PROでは、スキャルピングデイトレードに向いているcTraderを採用している数少ない会社の1つです。
4つ目のメリットは、取扱商品が多いという点です。
通貨ペアが69種類、CFD銘柄が20種類、インデックス銘柄が25種類、株式銘柄が156種類、貴金属銘柄が6種類、エネルギー銘柄が3種類と非常に豊富で、マイナーな製品も取扱っているため特定の商品の取引をしたい方にはおすすめです。
5つ目のメリットは、追証がないという点です。
これに関しては海外FXでは当たり前と言われればそれまでですが、FX PROでは証拠金維持率が一定の割外を下回るとロスカットが発動するため追証がありません。仮に、サーバーエラーなどでロスカットが発動せず赤字状態になってもFX PRO側が補填してくれるため借金リスクはありません。
6つ目のメリットは、ECN口座の最大レバレッジも500倍と高めの設定であるという点です。
ECN口座でも最大レバレッジが500倍で設定されており、ハイレバレッジと低スプレッドで取引をしたいという方にはおすすめです。
- FACライセンス取得実績があり会社の信頼性は高い。
- bitwalletに対応している。
- cTraderを採用している数少ない会社
- 取扱商品が多い。
- 追証がない。
- ECN口座の最大レバレッジも500倍と高めの設定
FX PROを利用するデメリット
FX PROを利用するデメリットは主に5つあります。
1つ目のデメリットは、ネット上にある小さなトラブルが目立つという点です。
インターネット上に出金拒否をされた情報などが1つではなく、複数あることからも何かしらの事情で出金を拒否したことがあると思うのですが、意外と数が多くその点は不安要素として上がってきます。
2つ目のデメリットは、約定力に若干の悪評があるという点です。
FX PROはトレード環境に重きを置いているFX会社ですが、約5%の確率でスリッページが起きるなど約定力に一定の悪評があるのは結構な致命的な問題だと僕は思います。
サーバーの力不足なのか、DD方式を採用しているためかはわかりませんが、どちらにしても今すぐにでも見直すべき点だとは思います。
3つ目のデメリットは、最低入金額が50,000円とハードルが高いという点です。
FX PROの最低入金額は50,000円と若干ハードルが高めの設定になっています。正直、ECN口座だと最低入金額50,000円というのは珍しくないのですが、FX PROの場合は全ての口座共通で50,000円となっています。
4つ目のデメリットは、スプレッド幅が意外と広いという点です。
FX PROはスプレッド幅が意外と広いです。FX PROはボーナス面に力を入れていない以上、トレード環境に力を入れているのかと思いきや、意外とスプレッドの幅が広いというのが実情です。
5つ目のデメリットは、ボーナスが一切ないという点です。
FX PROにはボーナスが一切ありません。今後やる可能性はありますが、現状では過去一度もボーナスは行ってません。
- ネット上にある小さなトラブルが目立つ
- 約定力に若干の悪評あり(スリッページ)
- 最低入金額が50,000円とハードルが高い。
- スプレッド幅が意外と広い。
- ボーナスが一切ない。
海外FX会社『FX PRO』の評判・口コミはどうなの?
ここからはFX PROの評判や口コミを実際にFX PROを利用している方とインターネット上の情報を集めてご紹介していきたいと思います。
FX PROの良い評判・口コミ
FX PROの良い評判・口コミは以下の通りです。
「規模が大きく信頼できそう。」
FX PROは資本金10億ドルとかなりの資本力があり、またFACの認可が下りていることからも会社の信頼性や安全面での対策はかなり綿密に行っている会社と言えます。
FX PROの悪い評判・口コミ
FX PROの悪い評判・口コミは以下の通りです。
「頻繁にスリッページが起きる!」
「スプレッド幅が広い!」
FX PROのスリッページとスプレッド幅によるマイナス評価は、他のサイトでも上げられており、個人的にはボーナス面かトレード環境のどちらかに力を入れて欲しいです。笑
FX PROに向いている人・向いていない人の特徴
最後にここまでの内容からFX PROに向いている人と向いていない人の特徴をご紹介しておきたいと思います。
FX PROに向いている人
以下のような点を重視したい人はFX PROはおすすめです。
cTraderを使ってハイジレバレッジで取引をしたい人
FX PROの場合は、cTraderを使えるという点と全ての口座共通で最大レバレッジが500倍という点がおすすめポイントなので、以上の2点に重きを起きたいトレーダーさんにはおすすめです。
FX PROに向いていない人
以下のような点を重視したい人はFX PROは向いていないかもしれません。
トレード環境とボーナス面に重きを置いている人
正直な僕の本音を言わせてもらうと、トレード環境も微妙でボーナスもないという時点でこのFX会社は何に力を入れているのだろうとは思います。
ボーナス面が一切ないという点では共通点のあるTradeviewはトレード環境は非常に優秀ですし、cTraderも使えるという感じに力を入れるポイントと諦めるポイントを明確にできていますが、FX PROにはプロなのにそれが無いように感じました。
まとめ
以上、ここまででFX PROについて徹底的に解説してきました。
FX PROの特徴をまとめると以下の通りです。
- 全ての口座共通で最大レバレッジが500倍
- 会社の信頼性は高い。
- スプレッド幅は広め
- 約定のスペックは平均よりやや下
- ボーナスは一切なし。
- cTraderが使える数少ない会社
結論、FX PROはこれと言って大きな光るポイントこそはないものの信頼性は高いFX会社であるため、出金面や信託保証面などの安全面に重きを置きたい人にはおすすめします。
正直、トレード環境とボーナス面のどちらにも重きを置いておらず、どこに重きを置いているのか最後までわからない会社だなというのが僕個人の感想です。
一般的に、ボーナスに力を入れて初心者をターゲットにしているFX会社とトレード環境に力を入れてプロトレーダーなどの上級者をターゲットにしているFXの2種類に分かれますが。FX PROはそのどちらでもなく評価には困りました。
以上からも分かる通り、FX会社選びは自分がどのような点に重きを置きたいのかによって大きく変わってきます。なので、自分に合ったFX会社を探している人は今一度自分がFX会社を通して何がしたいのかを明確にすると良いと思います。
例えば、海外FX会社だからこそできるMAM投資なんかは最近流行っているMAM投資をやるならボーナス面が豊富なFX会社を選択した方が良かったりします。(MAMについてよく知らない人は下の記事で解説しているのでそちらを参考にしてください。)
という感じに、自分の目的を明確にした上で、目的に合ったFX会社を選ぶことをおすすめします。詳しいFX会社の選び方や目的用途別のおすすめFX会社を知りたいという方は下の関連記事を参考にしてみてください。
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