こんにちは、すばるです。
僕は、EAを使ったFXの自動売買が好きでよく面白そうなEAを見つけたら、実際に買ってブログネタの検証を兼ねて運用することがあるのですが、少し前にいつものように面白そうな投資案件を探していたら、素直にすごいEAを見つけてしまったので今回はそのEAを題材に記事を書いていきたいと思います。
今回、僕がすごいと思ったEAは、ゴゴジャンというシステムツールの販売を仲介しているWEBサービス(←EAの販売サイトのようなものです。)を利用して、自作EAを出品している『ねこ博士』という方が開発しているEAです。
僕の本業は会社経営なので周りに投資家さんやEAを実際に開発しているエンジニアさんは比較的多いのですが、この『ねこ博士』に関して類まれな天才だと思いました。笑
「この人はEAを売るというより、勝てるEAを研究して開発することが好き」という圧倒的な研究気質の高さを出品している数々のEAから感じました。
今回の記事では、そんな”ねこ博士”について以下のポイントに沿ってまとめていきたいと思います。
- ねこ博士とは何者なのか?何がすごいのか?
- ねこ博士が開発したEAを使うメリットはあるのか?
- ねこ博士の人気おすすめEAはどれ?
- 歴代のEA全20種を全て徹底解説!
目次
- 1 ねこ博士って何者なの?
- 2 ねこ博士が開発したEAでFX運用を行なうメリット・デメリット
- 3 【2020年版】ねこ博士が開発した最強おすすめEAトップ3
- 4 ねこ博士が開発した歴代20作品のEAを徹底解説!
- 4.1 ①NEO_Sca_Morning_USDJPY_turbo
- 4.2 ②Pips_miner_EA
- 4.3 ③Pips_miner_EA_EURAUD
- 4.4 ④Pips_miner_EA_EURAUD_snipe_edition
- 4.5 ⑤Pips_miner_EA_EURUSD_sell_only
- 4.6 ⑥Pips_miner_EA_Snipe_Edition
- 4.7 ⑦Pips_miner_EA_Tuika_Entry
- 4.8 ⑧Pips_miner_EA_Type_N
- 4.9 ⑨Moni_Sca_USDJPY
- 4.10 ⑩EA_final_max_5pair
- 4.11 ⑪EA_final_max_w_mix
- 4.12 ⑫EA_final_max_NEXT500
- 4.13 ⑬EA_final_max_Revolution
- 4.14 ⑭EA_final_max_1pair フルセット
- 4.15 ⑮粉雪(こなゆき)
- 4.16 ⑯吹雪(ふぶき)
- 4.17 ⑰Swing_Max_GBPUSD
- 4.18 ⑱X_TP12_SL20_AC
- 4.19 ⑲Meister_EA
- 4.20 ⑳EA_neko_punch
- 5 まとめ
ねこ博士って何者なの?
早速、ねこ博士がどのような人物なのかをまとめていきたいと思います。
Point1:ゴゴジャン(GogoJungle)の有名人!
ねこ博士はゴゴジャンというサービスの中ではかなり認知されている存在です。
ゴゴジャンとは、FXの自作EAやシステムツールなどの投資商材の販売を仲介してくれるサービスです。ゴゴジャンでは出品者と購入者の2つの立場がありますが、ねこ博士はこの出品者の立ち位置で自作EAを提供しています。
ねこ博士が開発したものは、非常に優れたEAばかりで、リピートしている利用者も多数存在しています。また、ねこ博士はブログでも情報を発信しており、親しみを持ちやすのも人気の要因なのかもしれませんね。
Point2:投資歴10年以上のプロがEAのシステムを開発!
ねこ博士は、投資歴10年以上の実績を持つ方で、メインの投資スタイルはやはりEAを使ったシステム運用とのことです。
「投資歴10年=優秀」というわけではありませんが、ねこ博士が出品している数々のEAとその実績を見れば優秀と言わざる負えません。
ねこ博士が開発したEAについては後に解説します。
Point3:ねこ博士が開発したEAはまじで勝率が良い!
ねこ博士が開発したEAは意味不明なくらい優秀です。
仕事の関係上、EAを開発・販売している会社さんやそのエンジニアさんが僕の周りに結構いるのですが、ここまでEAの開発に対してエネルギーを注いでいる人には出会ったことがありません。
これは僕の推測ですが、EAで勝つことが目的というよりも、勝つEAを開発することを楽しんでいる方なんだと思われます。でなければ、今回ご紹介しているような素晴らしい実績を得ることは到底難しいでしょう。
また、販売しているEAのバックテストも十分過ぎるものも多く、中には3年以上運用し続けているEAも少なくありません。
Point4:お財布に優しい価格で自作EAを販売してくれている!
ねこ博士は自分で作ったEAを販売していますが、非常に販売価格が安いです。
FXのEAともなると数十万円、場合によっては数百万円で販売されているものがたくさんあるにも関わらず、ねこ博士が開発してEAは1~3万円ほどのものが多いです。とにかくお得です。正直、この価格でこれだけ優秀なEAを買えるというだけで今後大きく注目されてもおかしくはないと思います。
Point5:勝率が思わしくないものはしっかり販売停止にしてくれている!
「勝率が思わしくないものは販売停止にする。」
EAを自作していれば、確実に自分の想定とは反する結果のものが生まれます。しかし、そのような結果になったものを利益になるからと言って放置するのではなく、ねこ博士はしっかりと販売停止にしています。
これ一見当たり前のことのように思えるのですが、なかなかここまで良心的な対応を取っている人はいません。
Point6:過去に出品してきたEAは全20種類以上!
ねこ博士が今までで出品してきたEAの数はなんと20種類以上という数のEAを出品してきています。
しかも、この20種類以上のEA全て優秀な実績を出しているものばかりで、定期的なメンテナンスを各EAに加えていることからもかなりの負担はかかっていると思います。
20種類以上のシステムを管理する大変さはやったことのある人間ならわかると思いますが、正直かなり大変です。
ねこ博士のEAの場合は自動でアップデート(メンテナンス)も行ってくれるので、コンテンツとしての価値はかなり高いといっても良いでしょう。
ねこ博士が開発したEAでFX運用を行なうメリット・デメリット
ここからはねこ博士が開発したEAを利用するメリットやデメリットをまとめていきたいと思います。
ねこ博士の自作EAを利用するメリット
ねこ博士の自作EAを利用するメリットは主に4つあります。
1つ目のメリットは、1~3万円程度とお財布に優しい出品価格であるという点です。
ねこ博士が出品しているEAは全て非常にお財布に優しい価格帯で販売してくれています。EAの相場は売り手の判断に左右されるため、かなり高額な価格でEAを販売している業者も数多くいますが、ねこ博士のEAは高性能な割に非常に安く、1万円台で購入できるEAも多くあります。
2つ目のメリットは、過去に20種類以上EAを出品しているベテランが開発しているという点です。
ねこ博士は、投資歴10年以上で、過去に20種類以上EAを出品しており、さらに1つ1つ研究に研究を重ねた優秀なEAばかりを提供してくれています。
3つ目のメリットは、購入したEAは自動でアップデートしてくれるという点です。
EAも相場に合わせて定期的にメンテナンスをする必要がありますが、ねこ博士のEAはアップデートも完全無料で行ってくれるため、常に最新のEAで運用することができます。
4つ目のメリットは、コメントなどの個別対応が非常に丁寧という点です。
ねこ博士はゴゴジャンというサービスを通して、EAを出品していますが、個別のコメント対応も非常に丁寧で、場合によっては利用者のリクエストにも答えてしまうなどの神対応もしており、正直そこら辺のWEBサービスよりよほど丁寧です。笑
- 1~3万円程度とお財布に優しい出品価格
- 過去に20種類以上EAを出品しているベテランが開発
- 購入したEAは自動でアップデートしてくれる。
- コメントなどの個別対応が非常に丁寧。
ねこ博士の自作EAを利用するデメリット
ねこ博士の自作EAを利用するデメリットは、これと言って大きなものはないのですが、あえて上げるとすれば、一部のEAではテスト歴の浅いものがあるという点です。
ねこ博士は合計20種類以上のEAを出品しており、今もなお定期的に新作を出品してくれていますが、新作の場合EAの場合は、テスト期間が短いです。なので、もしEAに安定性を求めるのであれば運用期間が比較的長いものを選ぶと良いでしょう。
- 一部のEAではテスト歴の浅いものがある。
【2020年版】ねこ博士が開発した最強おすすめEAトップ3
正直、ねこ博士のEAはハズレというのがほぼないのですが、やはり20種類のうち特に優秀なものというのは存在します。
今回は、ねこ博士が開発した20種類のEA中から、僕が心底おすすめしたいEAトップ3をご紹介していきたいと思います。
1位:Pips_miner_EA_Type_N
ねこ博士のおすすめEA第1位は、『Pips_miner_EA_Type_N』です。
『Pips_miner_EA_Type_N』は、初代『Pips_miner_EA』より取引精度を高めた改良版のEAです。実績自体は最近リリースされたばかりであるため、他のEAと比べると情報が少なめではありますが、あの優秀な初代『Pips_miner_EA』の精度重視の改良版であることとこれまでの成績の良いということもあり、期待を込めて今回3位にランクインさせました。
今までの成績としては、非常に安定性のあるEAに仕上がっており、ストップロスとテイクプロフィットのバランスも個人的には結構気に入っている1つのポイントです。
また、まだ新作ということもあり非常に出品価格が異常に安く、正直個人的なおすすめ度合いで言うならば1位にランクインさせたいレベルでおすすめなEAです!
販売価格 | 14,500円(税込) |
勝率 | 82% |
エントリー頻度 | 平均3日に1取引くらい |
プロフィットファクター(PF) | 16 |
テイクプロフィット(T/P) | 8 |
ストップロス(S/L) | 80 |
最大保有ポジション数 | 3 |
推奨証拠金 | 約20万円 |
取引通貨ペア | ポンドドル |
2位:Pips_miner_EA
ねこ博士のおすすめEA第2位は、『Pips_miner_EA』です。
『Pips_miner_EA』は、数々あるEAのベースとなっている取引頻度が多めなEAです。基本的に、勝ち負けを繰り返しながら利益をとっていくEAなので、損切りもしっかりと行ってくれます。出品されたから1年半以上が経ちますが、きれいな右肩上がりのグラフを作ってくれる非常に優秀なEAです。
高頻度トレードで安定感を出すというのは技術的に非常に難しいのですが、ねこ博士の場合はそれを見事に実現しています。
ねこ博士の中でも3本指に入るくらい有名なEAで、実績もかなり高いにも関わらず出品価格は3万円以下と理解が追いつかないくらい安い価格で提供してくれているのも1つの特徴と言えますね。出品している人(猫)がねこ博士でなければ、後ろに0がもう一つついていても何ら不思議ではありません。
販売価格 | 27,400円(税込) |
勝率 | 97% |
エントリー頻度 | 多 (1日1トレードくらい) |
プロフィットファクター(PF) | 2 |
テイクプロフィット(T/P) | 8 |
ストップロス(S/L) | 80 |
最大保有ポジション数 | 3 |
推奨証拠金 | 約25万円 |
取引通貨ペア | ポンドドル |
3位:粉雪(こなゆき)
ねこ博士のおすすめEA第3位は、『粉雪(こなゆき)』です。
『粉雪』は、ねこ博士が出品しているEAの中でもかなり古くからあるEAで、ストップロス幅を広めに取ることで「負けないEA」というのをコンセプトに開発されたEAのようです。
最大保有ポジション数は4つで、基本マーチンゲール手法での運用が行われます。エントリー頻度は少ないものの、3年以上もの期間ほぼ絶え間なく右肩上がりのグラフを成長させ続けているというのが何よりもの実績です。
マーチンゲール手法で、最大ドローダウン率が15%前後とねこ博士のEAの中では大きめの含み損の経験のあるEAなので、最近のEAと比較すると若干ではありますがリスク高めなEAですが、ここまで長期の実績があるということを評価し5位にランクインさせました。
ねこ博士の出品価格は、そもそもが安すぎるのですが『粉雪』も同様の安さで、税込16,800円で出品されています。
販売価格 | 16,800円(税込) |
勝率 | 62% |
エントリー頻度 | 少 |
プロフィットファクター(PF) | 3 |
テイクプロフィット(T/P) | 20 |
ストップロス(S/L) | 500~4,000 |
最大保有ポジション数 | 4 |
推奨証拠金 | 約35万円 |
取引通貨ペア | ユーロドル |
ねこ博士が開発した歴代20作品のEAを徹底解説!
ねこ博士の自作EAは現在販売されているもので全20種です。
非常に多くのバリエーションがありますが、こんな20種もありながらほぼ全て実績が良いEAばかりです。僕自身、元々はシステム開発を行なう会社の経営を行っていたこともあり、今まで色んなエンジニアの方とお会いしてきましたが、ここまでEAの研究を熱心にやられている方はなかなかいないというのが僕の正直な感想です。
今回は、そんな20種類のEA1つ1つを一投資家としての意見を織り交ぜながら解説していきたいと思います。
①NEO_Sca_Morning_USDJPY_turbo
ねこ博士が開発した1作目のEAは、『NEO_Sca_Morning_USDJPY_turbo』です。
『NEO_Sca_Morning_USDJPY_turbo』は、2019年2月から出品が開始された比較的新しいEAです。所々で含み損を抱えつつも、きれいな右肩上がりで特にこれといったマイナス箇所はありません。
月の平均月利は、100万円で運用した場合だと、月利は1%前後といった感じでリスク低めな運用を行ってくれています。また、2月から9月の過去全期間の月トータルで損失が出たことは一度もなく、非常に優秀なEAと言っても良いでしょう。
販売価格も記事執筆段階では税込18,400円と性能の割に安い価格設定であるため、仮に100万円を原資に運用した場合は1~2ヶ月程度で十分回収でき、1つの投資案件として購入する価値は十分にあると判断します。
②Pips_miner_EA
ねこ博士が開発した2作目のEAは、『Pips_miner_EA』です。
『Pips_miner_EA』は、2018年4月から出品されたねこ博士が出品しているEAの中でも比較的歴史のあるEAと言えます。
性能は言うまでもなく非常に安定しており、月利は約2%前後です。最大余裕ポジションは3つ、100万円で運用していたときの最大損失は9,122円なので、比較的リスクは低めな設計と言えます。
また、18ヶ月以上の運用歴がありながらもしっかりと右肩上がりのグラグを維持しているのは優秀という言葉がぴったりなEAです。バージョン13となっていることから、ねこ博士が定期的にしっかりとメンテナンスを行ってくれているおかげとも言えますね。
③Pips_miner_EA_EURAUD
ねこ博士が開発した3作目のEAは、『Pips_miner_EA_EURAUD』です。
『Pips_miner_EA_EURAUD』は、EUR/AUD専用のEAで2018年7月から運用が開始され、所々で凹むタイミングがありつつも右肩上がりのグラフを維持しています。
優秀なEAではありますが、月単位で見ると3ヶ月に1回のペースでマイナス収支になっているのが若干のマイナス点と言えるでしょう。
とは言え、元々がリスク低めに設計されているEAで、こまめな利確と損切りを行ってくれるため、大きく負けるということがありませんし、なにより損益の大きな動きがなく、トータルで利益が出ているという点を考慮すると、十分優秀なEAと言えます。
④Pips_miner_EA_EURAUD_snipe_edition
ねこ博士が開発した4作目のEAは、『Pips_miner_EA_EURAUD_snipe_edition』です。
『Pips_miner_EA_EURAUD_snipe_editionは』は、既に紹介していた『Pips_miner_EA』のロジックを元にしたEURAUDでの大きな成果が期待できる分岐型のEAです。
EAの特徴としては、先述の通りEURAUDに特化したEAで、最大保有ポジションは3つ、過去の最大ドローダウン率は10.41%となっているため、かなりリスクは抑えれらたEAと言えます。
記事執筆段階では9ヶ月以上の運用実績があり、一度大きく利益が落ち込んだものの、その後の運用により今では右肩上がりと取り戻しています。また、トータルでの損失は過去に一度も出たことがないことから十分優秀なEAと言えます。
また、販売価格も1万円前半と破格の価格で販売されていることを考慮すると非常にコストパフォーマンスが高く、EURAUD用のEAをお探しの方にはかなりおすすめです。
⑤Pips_miner_EA_EURUSD_sell_only
ねこ博士が開発した5作目のEAは、『Pips_miner_EA_EURUSD_sell_only』です。
『Pips_miner_EA_EURUSD_sell_only』は、『Pips_miner_EA』のロジックを元にして開発されたEURUSDのSell(売り)取引のみに特化した分岐型のEAです。
特徴としては、EURUSD通貨ペアの売りだけを行なうためスワップの利益を継続的に得ることが可能です。
もちろん、取引自体も非常に安定しており、ポジションは1つしか取らないため取引回数は少なく、マーチン型ではないため大きく負ける可能性はかなり低いと言えます。最大ドローダウン率が16.81%と他のEAと比較すると若干含み損を抱えがちではありますが、過去の勝率は100%でなおかつスワップを得ながらの運用になるため60%以上と高めの収益率を期待できます。
また、ねこ博士のEAでは当たり前になりつつありますが、販売価格は税込で13,500円と安定の安さで提供してくれています。きれいな右肩上がりのグラフを描いている優秀なEAでありながら、ここまで破格の価格で販売してくれているのは頭が上がりませんね。
⑥Pips_miner_EA_Snipe_Edition
ねこ博士が開発した6作目のEAは、『Pips_miner_EA_Snipe_Edition』です。
『Pips_miner_EA_Snipe_Edition』は、『Pips_miner_EA』よりもエントリー頻度は少ない分、精度を高めた勝率重視の改良版EAです。
具体的な特徴としては、プロフィットファクター(PF)と呼ばれる期待値が『Pips_miner_EA』よりも高めに設計されているため、取引の頻度は下がりますが、取引の精度を上げた運用を行ってくれるようです。
実際に、『Pips_miner_EA』と『Pips_miner_EA_Snipe_Edition』を比較すると、後者の方が勝率が高い結果が出ています。
過去に、利益が凹んでいる箇所はあるもののトータルでの損失は一度もなく、現在では当時の損失分も回収した右肩上がりのグラフが形成されいています。販売価格は、税込14,500円とねこ博士様様の価格で提供してくれているので、利用する価値は十分にあると評価しても良い代物だと思います。
⑦Pips_miner_EA_Tuika_Entry
ねこ博士が開発した7作目のEAは、『Pips_miner_EA_Tuika_Entry』です。
『Pips_miner_EA_Tuika_Entry』は、『Pips_miner_EA』よりもエントリー頻度を多くすることを重視して設計された改良版EAです。
最大保有ポジション数は3つに設定されているため、リスク面では『Pips_miner_EA』とさほど変わりはありませんが、単純にエントリーの頻度は増えるため月でエントリーするトータルのロット数は大きくなりやすいです。
僕の評価としては、あえてエントリー頻度を増やさなくても良いかなというのが本音です。というのも、エントリーの頻度を増やすということは、今まで以上に期待値の低いタイミングでのエントリーが行われる確率が高まるということなので、結果的に損失リスクが高まります。
また、『Pips_miner_EA』でも既に十分なだけの取引は行われるので、「取引頻度を増やしたい」という方は、違うEAを別途運用した方が良いと思います。その方が分散投資になるのでリスク分散にも繋がります。
まとめると、『Pips_miner_EA_Tuika_Entry』は決して悪いEAではありませんが、ねこ博士は他にも良いEAを数多く出品しているので、『Pips_miner_EA_Tuika_Entry』に投資する資金を他のEAに回したほうがより効果的だというのが僕の判断です。
⑧Pips_miner_EA_Type_N
ねこ博士が開発した8作目のEAは、『Pips_miner_EA_Type_N』です。
『Pips_miner_EA_Type_N』は、『Pips_miner_EA』よりもプロフィットファクター(PF)が大幅に上がっており、精度重視で設計された派生型のEAです。
『Pips_miner_EA』のPF(期待値のようなもの)は、1.5~1.8という数値でしたが、『Pips_miner_EA_Type_N』の改良版では、PFが2.2に進化しているためより精度が高い取引を行ってくれます。
個人的には、ねこ博士が設計しているEAの中でもかなり期待しているEAです。まだ3ヶ月ほどの運用実績しかありませんが、今の所かなり実績は良く、着実に利益を積み重ねたいという人にはおすすめのEAです。
販売価格は、税込14,500円と一万円台で新作が運用できるのはかなりありがたいです。
⑨Moni_Sca_USDJPY
ねこ博士が開発した9作目のEAは、『Moni_Sca_USDJPY』です。
『Moni_Sca_USDJPY』は、4つのモードが用意された早朝6:30~8:30のUSDJPYの通貨ペアをターゲットした少し特殊なEAです。エントリーモードが4種類用意されており、自分のトレードスタイルに合わせて4段階でリスクを調整することが可能です。
特徴としては、早朝の相場が大きく動くタイミングでの取引を得意としており、相場が活発なときに運用を行ないますが、取引が実行される条件が極めて厳しく、取引頻度が極めて少ないという一面もあるEAです。
僕の場合は、条件が厳しくエントリー頻度が少ないという点についてはむしろメリットとして捉えていますが、中にはそうではない人もいますからなんとも評価しにくいEAです。笑(優秀なEAであることは間違いありません。)
結論まとめると『Moni_Sca_USDJPY』は「頻繁にエントリーしてほしい!」という人には向かないが、「勝率重視で勝ってくれれば何でもいい」という人にはおすすめできるEAというのが『Moni_Sca_USDJPY』の評価ですね。
⑩EA_final_max_5pair
ねこ博士が開発した10作目のEAは、『EA_final_max_5pair』です。
『EA_final_max_5pair』は、名前の通りボンドドル/ユーロドル/ドル円/ドルフラン/豪ドル米ドルの計5つの通貨ペア全てに対応したマルチ対応のEAです。
正直、僕もこれに関してはよくわからないのですが、全て同ロジックで成立しているEAのようで、2017年2月から運用が開始され、現在に至るまでトータルではプラス益になっており、長期間でこれだけグラフを安定させているのはすごいという他ないEAです。
ただし、最近は安定せず上がった下がったりを繰り替えしている状況ではありますが、5種類の通貨ペアで大きく崩れることもなくこれだけ安定していて約2年6ヶ月以上という長い運用期間の中で一度も大きく崩れることなく、収支を安定できているのは優秀なEAである証拠です。
5種類の通貨ペアで最大保有ポジション数が10個であるため、100万円近い証拠金が必要にはなりますが、十分投資する価値ありのEAと評価できます。
また、気になる出品価格ですが、税込で30,800円と5つの通貨ペアに対応していることを考えると十分安いと思います。そもそも、ねこ博士の出品価格が全体的に安すぎるというのもありますが、ねこ博士が出品しているEAの中では高額な部類にはいるEAですね。
⑪EA_final_max_w_mix
ねこ博士が開発した11作目のEAは、『EA_final_max_w_mix』です。
『EA_final_max_w_mix』は、トレンド相場とレンジ相場の両方に対応できるロジックが組み込まれており、エントリー頻度が非常に多いEAです。
特徴としては、やはりエントリー頻度が多いというのが一番の特徴です。具体的には、先に紹介した『Pips_miner_EA』よりもエントリー頻度は多いです。また、トレンド相場とレンジ相場の両方もしくは片方のみに対応させることもでき、自分のトレンドスタイルに合わせた運用を行なうことができます。
肝心な収益についても所々で負けながらも右肩上がりのグラフを維持しており、最大保有ポジション数も3つまでなので大きく負けることはありません。実際、過去の最大ドローダウン率は13%前後なのでまず問題ないと言っても良いでしょう。
販売価格は、税込16,200円と相変わらずの安さで出品されています。
⑫EA_final_max_NEXT500
ねこ博士が開発した12作目のEAは、『EA_final_max_NEXT500』です。
『EA_final_max_NEXT500』は、この1つ前の『EA_final_max_NEXT』というEAの改良版です。(※現在、『EA_final_max_NEXT』は出品されていません。)
特徴としては、前作のマイナス面であった勝率の低さを改善するために、ロスカット基準の幅をより広げることにより、勝率が向上しているというのがポイントです。
簡単に言えば、含み損の損切りする許容範囲を広げたということです。
EAを改良する場合は、よく使われる手法ではありますが、幅の調整がかなり難しいのが現実です。しかし、これらの調整により、グラフがきれいな右肩上がりを維持していることからねこ博士の優秀さがよく分かるEAとも言えます。
販売価格は、税込で15,800円というお財布に優しい価格で出品されいます。
⑬EA_final_max_Revolution
ねこ博士が開発した13作目のEAは、『EA_final_max_Revolution』です。
『EA_final_max_Revolution』は、ねこ博士が開発したEAの中でもかなり優秀なEAです。
過去10年のバックテストとリアルトレード1年分のデータを元に開発されたEAですが、2016年7月に出品されて以降、その抜群なポテンシャルで連続でリアルトレードで53連勝という脅威の記録と叩き出している末恐ろしいEAです。
僕の評価としても、非常に高く、今までEA開発に携わってきた立場から見てもここまで優秀なEAはなかなか生み出せません。
最大保有ポジション数は3つで、3年以上運用し続けての最大ドローダウン率は11%前後で、トータルの収益率は脅威の70%超えです。
正直、ねこ博士が出品しているEAの価格(販売価格)は全部安すぎるのですが、このEAに関してはもう意味不明なレベルでお得過ぎます。おそらく少しFXをかじっている投資家であれば、誰もが口を揃えて優秀だと太鼓判を押すほど優秀な一品だと評価します。
⑭EA_final_max_1pair フルセット
ねこ博士が開発した14作目のEAは、『EA_final_max_1pair』です。
『EA_final_max_1pair』は、GBP/USD・EUR/USD・USD/JPY・USD/CHF・AUDUSDの計5通貨ペアの運用を行ってくれるEAです。元々は、各通貨ペア毎にバラ売りされていましたが、最近になって5通貨ペア対応のフルセットが出品されました。
特徴としては、各通貨ペアによって異なるロジックで運用が行われるため、比較的エントリー頻度が多いことです。そのため、ロジックと相場がうまくハマればより大きな収益が得ることができ、収益性を最大限高めることに重きを置いて設計されたEAです。
僕の評価としては、リスクをある程度許容した上で大きく稼ぎたいという方に向いているEAだと思います。というのも、ロジックが噛み合えば大きな収益が見込めますが、噛み合わなければ大きな損失になるため収益性と同時にリスクというのも十分意識しながら投資する必要のあるEAかと思います。
最大保有ポジションは6つ、最大ドローダウン率は10%前後でグラフを見てもガタツキが目立つ結果となっています。販売価格は税込で27,800円とねこ博士が出品しているEAの中では高めの価格設定です。
まだまだ運用期間が短いため、実績については今後に期待したいところではありますが、ねこ博士が出品している数々のEAと比較すると、僕だったら他のEAを利用するかなというのがこのEAの評価です。
⑮粉雪(こなゆき)
ねこ博士が開発した15作目のEAは、『粉雪(こなゆき)』です。
『粉雪』は、ねこ博士が「無敗のEA」を作ることを目的に開発されたEAです。小さな損失を許容し、コマ目な損切りを行なうことで、トータルでプラス収支を出すことに重きを置き、開発されたため安定性は抜群です。
過去に同じようなEAで『EA_final_max_Revolution』という優秀なEAでは無敗を意識しただけあり、含み損が膨らみやすいというデメリットがありましたが、『粉雪』では小さな損失を許すことで含み損が膨らみにくく、安定性を保ちつつ利益を重ねてくれます。
また、運用実績も素晴らしいもので、2016年8月から運用が開始されたEAが現在に至るまで非常にキレイな右肩上がりのグラフが形成されており、優秀という言葉では片付けられないほど素晴らしい好実績のEAです。
最大保有ポジション数は4つ、最大ドローダウン率は15%前後というスペックです。(3年以上運用され続けたEAで最大ドローダウン率をここまで押さつつも利益をしっかりと維持し続けているのはすごいです。)
僕の評価としては、リスクと収益性のバランスが取れたEAに仕上がっており、非常に開発の難しいEAだとも思います。それをこうやって『粉雪』として出品し、3年以上の運用期間が経過してもなお、利益を重ね続けているという実績は、ねこ博士の本気度が垣間見えるそんな素晴らしいEAです。
販売価格は、税込で16,800円という一瞬思考が停止するくらい安い価格帯で出品されています。
⑯吹雪(ふぶき)
ねこ博士が開発した16作目のEAは、『吹雪(ふぶき)』です。
『吹雪』は、先に紹介した『粉雪』の改良型のEAとなっており、よりトレード頻度を上げ、利確基準を下げることにより小さな利益を積み重ねていく形のトレードスタイルで運用を行ってくれます。
特徴としては、『粉雪』よりもトレード頻度が増える分、リスクが高まる傾向にあります。また、両EAとも基本的にはマーチンゲール方式を採用しているため可能性は低いもののリスクはある程度はあるEAに設計されているようですが、スイッチによって取引頻度を下げることも可能なためリスクの調整も自分で行なうことが可能です。
とは言え、最大保有ポジション数が4つで過去の最大ドローダウン率が15%前後なので、普通にリスクは低めのEAです。あくまで粉雪よりはリスクが高めの設計というだけなので、総合的に判断すればかなりリスクは低めです。
過去の実績も『粉雪』と同様で、キレイな右肩上がりのグラフを形成しており、3年以上も運用していてここまで安定性がある時点で優秀なEAであることはまず間違いありません。
販売価格も税込で16,700円であるためお財布にも優しく十分おすすめできるEAと言えます。
⑰Swing_Max_GBPUSD
ねこ博士が開発した17作目のEAは、『Swing_Max_GBPUSD』です。
『Swing_Max_GBPUSD』は、名前の通りGBPUSDのスイングトレードに特化したEAです。
スイングトレードとは、投資期間のことで一般的には2日~数週間の間で行なうトレードスタイルのことを言います。スキャルピング→デイトレード→スイングトレードという順で投資する期間は広がっていきます。
さて話を戻しまして、『Swing_Max_GBPUSD』の特徴についてですが、トレードの期間が開く分、利確や含み損の基準を広めに設定した状態で大きめのロットで取引が行われるため、大きく勝ち負けが決まる傾向にあります。GBPUSDのスイングトレード系のEAなのでかなり珍しい組み合わせとも言えます。
2019年の7月から出品が開始されたEAで、約3ヶ月ほど運用が行われていますが、グラフを見る限りやはり大きく勝ち負けが出ており、初めての投資として検討している人には不向きかなという印象です。
不向きな理由は、話すと長くなるのでここでは割愛しますが、一言でいうとスイングトレードで大きなロットで数日単位で仕掛け続けるというのが投資初心者にはおすすめしません。というところで一旦不向きな理由に関する解説はストップしておきます!
『Swing_Max_GBPUSD』のスペックとしては決して悪く無いとは思います。最大保有ポジション数3つで過去の最大ドローダウン率は20%前後なので、リスクを貼りつつ大きく利益を取っていきたいという人向けにはおすすめできるEAです。
販売価格は、税込15,800円と相変わらずの安さで提供してくれているので、分散投資の1つとして他のEAと併用しながら運用してみるのが良いと思います。
⑱X_TP12_SL20_AC
ねこ博士が開発した19作目のEAは、『X_TP12_SL20_AC』です。
『X_TP12_SL20_AC』は、AUDCADの通貨ペアの売り専用のXシリーズ1作目のEAです。
特徴としては、リスクが低く、小さな利益を積み重ねて行くタイプのEAです。また、ねこ博士が公開しているバックテストの結果では、プロフィットファクター(PF)が2.1~2.5という素晴らしい成績です。また、利用者がリスクを3段階で自ら設定できるというのも今回の新作の目玉ポイントの1つといえるでしょう。
最大保有ポジション数は3つといつも通りの設定、7ヶ月間の運用での最大ドローダウン率は約7%とリスク低めの設計であることは間違いないと思われます。
僕の評価としては、かなり期待できるEAかと思います。
販売価格も税込で15,500円と毎度ながらかなり良心的な価格で出品していますし、一度購入してしまえば、ねこ博士が自動でアップデートしてくれる点を考慮するとかなりおすすめできるEAだと思います。
⑲Meister_EA
ねこ博士が開発した19作目のEAは、『Meister_EA』です。
『Meister_EA』は、今までのEAのロジックとは完全に異なる完全新作のEAです。
特徴としては、ポンドドルの売りエントリー専用で4:00~15:00の間で取引が行われる設計となっているようです。取引頻度は多めに設定されているとのことですが、トレード頻度は自分で調整が可能です。とは言え、最大保有ポジションは1つだけなので、特にトレード頻度の調整は必要ないと僕は思います。
2019年の10月から出品され始めた新作EAなので、正直EAの性能自体はまだまだ未知数ではありますが、ねこ博士の開発実績と今回の意気込みを見る限りでは、個人的に期待している代物ではあります。
販売価格は、新作ということもあり税込12,800円で出品されています。
⑳EA_neko_punch
ねこ博士が開発した20作目のEAは、『EA_neko_punch』です。
『EA_neko_punch』は、比較的大きめロットでの取引で、小さな利確と損切りを繰り返してくれるEAです。ねこパンチの如く小さな利確を繰り返すトレード行い、小さな利益がたくさん積み重ねて大きな利益にするという名目のもと開発されたEAのようです。
筆者は、このEAが出品されたときは、「ねこ博士のネーミングセンスがついに壊れた…」と思ったのですが、ちゃんとした意味がありました。笑
2018年12月からの運用実績は、ねこパンチとは言いつつも、意外と利益と損失の差が激しいというのが僕の印象です。最大保有ポジション数は1つですが、最大ドローダウン率は15%前後と意外と損切りの基準が広めに設計されているようです。
トータルでは利益が出ているため、決して悪いEAではないと思いますが、ねこ博士が開発した優秀なEAと比較すると若干性能が劣るのかなというのが僕の評価です。
販売価格は、税込で13,800円と良心的な価格で出品されているので購入すること自体は良いと思いますが、ねこ博士の歴代の優秀なEAの方を優先的に手に入れておいたほうが良いと思います。
まとめ
ここまでゴゴジャン(Gogojungle)というECサイトで見つけたねこ博士という人物と出品しているEA全20種類を解説してきましたが、一言で表すと「この人色んな意味でヤバいな…」と思いました。
EAがそもそも全て優秀という点で意味不明ですし、その優秀なEAの出品価格が全て安すぎます。コスパが良すぎて、一瞬だけこの記事を書くか否かを迷いました。笑
僕の場合はEA投資が結構好きで、日々EAの販売サイトをチェックしたり、気になったEAを買ったりしているのですが、ここまで優秀で安く出品しているEAには初めて出会いました。それと同時に、「ねこ博士は、EAの開発が本当に好きなんだなぁ」というのが各EAの解説や利用者へのコメント対応を見ていてすごく伝わってきて僕も記事を書いていてとても楽しかったです。
EA界隈ってご存知の方も多いかもしれませんが、非常に詐欺紛いのツールやEAを販売している人が多い玉石混交な世界なのですが、今回は完全に「宝石を掘り当てた!」まさにそんなEAばかりで、今後のねこ博士の動向にも注目していきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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