こんにちは、すばるです。
当記事では、トライオートETFで運用可能な銘柄の種類とそれらの特徴についてまとめていきたいと思います。なお、トライオートETFについてよくわからないという方は、まず下の記事から読み進めることをおすすめします。
目次
- 1 トライオートETFでは全26種類以上の銘柄から選択可能!
- 2 トライオートETF対応銘柄の特徴
- 2.1 WTI原油連動ETF(原油ETF)
- 2.2 日経ダブルインバース上場投信
- 2.3 ウィズダムツリー・欧州・ヘッジド・エクイティ・ファンド
- 2.4 iシェアーズ iBoxx米ドル建て投資適格社債ETF
- 2.5 資本財セレクト・セクター SPDR® ファンド
- 2.6 iシェアーズ iBoxx 米ドル建てハイイールド社債ETF
- 2.7 バンガード®・FTSE・エマージング・マーケットETF
- 2.8 TOPIX連動型上場投資信託
- 2.9 日経225連動型上場投資信託
- 2.10 エネルギー・セレクト・セクター SPDR® ファンド
- 2.11 SPDR® ゴールド・シェア
- 2.12 iシェアーズ 中国大型株 ETF
- 2.13 iシェアーズ MSCI ACWI ETF
- 2.14 iシェアーズ ラッセル1000バリューETF
- 2.15 iシェアーズ ラッセル2000ETF
- 2.16 日経平均レバレッジ上場投信
- 2.17 生活必需品セレクト・セクター SPDR® ファンド
- 2.18 一般消費財セレクト・セクター SPDR® ファンド
- 2.19 公益事業セレクト・セクターSPDR® ファンド
- 2.20 テクノロジー・セレクト・セクター SPDR® ファンド
- 2.21 金融セレクト・セクター SPDR® ファンド
- 2.22 S&P500
- 2.23 S&P500ダブル
- 2.24 ナスダック100
- 2.25 ナスダック100トリプル
- 2.26 金融株トリプル
- 3 トライオートETFは勝てる?100万円使って検証してみた。
- 4 まとめ
トライオートETFでは全26種類以上の銘柄から選択可能!
トライオートETFでは全26種類以上のETFから好きな銘柄を選択し、自動売買を行うことができます。
- WTI原油連動ETF(原油ETF)
- 日経ダブルインバース上場投信
- ウィズダムツリー・欧州・ヘッジ度・エクイティ・ファンド
- iシェアーズ iBoxx米ドル建て投資適格社債ETF
- 資本財セレクト・セクター SPDR® ファンド
- iシェアーズ iBoxx 米ドル建てハイイールド社債ETF
- バンガード®・FTSE・エマージング・マーケットETF
- TOPIX連動型上場投資信託
- エネルギー・セレクト・セクター SPDR® ファンド
- SPDR® ゴールド・シェア
- 日経225連動型上場投資信託
- iシェアーズ 中国大型株 ETF
- iシェアーズ MSCI ACWI ETF
- iシェアーズ ラッセル1000バリューETF
- iシェアーズ ラッセル2000ETF
- 日経平均レバレッジ上場投信
- 生活必需品セレクト・セクター SPDR® ファンド
- 公益事業セレクト・セクターSPDR® ファンド
- テクノロジー・セレクト・セクター SPDR® ファンド
- 金融セレクト・セクター SPDR® ファンド
- 一般消費財セレクト・セクター SPDR® ファンド
- S&P500
- S&P500ダブル
- ナスダック100
- ナスダック100トリプル
- 金融株トリプル
トライオートETF対応銘柄の特徴
ここからはトライオートETFで運用可能な銘柄の特徴について簡単にまとめていきたいと思います。
WTI原油連動ETF(原油ETF)
WTI原油連動ETFは、その名の通りWTI原油先物価格の値動きに連動しています。俗に言う「先物取引」を行わなくても、このETFを取引することでほぼ同じ結果が得ることが可能です。
WTI原油先物価格に連動したETF
日経ダブルインバース上場投信
日経ダブルインバース上場投信は、日経平均株価指数の変動率の2倍の値動きになるよう設計されたETFです。日経平均株価の「変動率」が、このETFを動かしており、ある日の日経平均株価の価格が500円値上がりした場合、このETFは1,000円値上がりします。
日経平均株価の2倍の変動率に注目!
ウィズダムツリー・欧州・ヘッジド・エクイティ・ファンド
ウィズダムツリー・欧州・ヘッジド・エクイティ・ファンド【EU大型株ヘッジ】は、ヨーロッパ(EU)の輸出業社の株式をメインに集め、それらの値動きと連動するよう設計されたETFです。
一般的に日本の場合は、米国市場や日本市場で上場しているETFが金融商品として並べられているケースが多いですが、こちらは「ヨーロッパ市場のETFへ投資したい!」という方のために作られたETFです。
このETFの特徴としては、「為替ヘッジ」がされている点にあります。これにより、通常よりも為替変動のリスクを抑えることができます。為替ヘッジには一長一短ありますが、トライオートETFのように個人を対象とした取引の場合は、為替ヘッジありの方が扱いやすいと言えます。
ヨーロッパ輸出会社の株式指数に連動!
iシェアーズ iBoxx米ドル建て投資適格社債ETF
iシェアーズ iBoxx米ドル建て投資適格社債ETF(投資適格社債)は、年会5~10%と値動きが小さい米国社債に連動したETFです。値動きが小さい分、リスクも低めになっているのが特徴です。また、社債であるため毎月分配金が配布されます。
値動きが小さい分リスクは低め!月1で分配金あり!
資本財セレクト・セクター SPDR® ファンド
資本財セレクト・セクター SPDR® ファンドは、航空宇宙、建設関連製品、建設・土木、電気設備、航空貨物・物流サービス等の俗に言う、インフラ企業の企業株に連動するよう設計されたETFです。
世界的に注目されるイベント関連の発表の際には、値動きが大きくなる傾向にあります。
世界的なイベント事が近い場合は注目!
iシェアーズ iBoxx 米ドル建てハイイールド社債ETF
iシェアーズ iBoxx 米ドル建てハイイールド社債ETFは、米ドル建てで発行された高利回りとされる約1,000社の社債を集め、それらと連動する形で設計されたETFです。
社債ですので、毎月分配金が支払われます。
他のETFと比較すると、「高利回りETF=リスクも高いETF」であるため、値動きが激しいのがこのETFの特徴と言えます。
高利回り社債ETF!月1で分配金あり!
バンガード®・FTSE・エマージング・マーケットETF
ヴァンガード®・FTSE・エマージング・マーケットETF(略称:VWO)は、新興国(中国・台湾・インド・南アフリカ・ブラジル・メキシコなど)の中型~大型株で設計されたETFです。
TOPIX連動型上場投資信託
TOPIX連動型上場投資信託は、日本国内の東証1部に上場している全銘柄に連動したETFです。
日経225連動型上場投資信託
日経225連動型上場投資信託は、日本国内の東証1部に上場している225銘柄の株価を連動させたETFです。
エネルギー・セレクト・セクター SPDR® ファンド
エネルギー・セレクト・セクター SPDR® ファンドは、アメリカのエネルギー関連企業の株式を集め、連動させたETFです。構成は石油関連会社の株がメインです。
SPDR® ゴールド・シェア
SPDR® ゴールド・シェアは、金の価格を連動させたETFです。近年上昇傾向にある金ですが、このETFを売買することで、金を売買しているのとほぼ同様の結果を得ることが可能です。
iシェアーズ 中国大型株 ETF
iシェアーズ 中国大型株 ETFは、香港証券取引所で実際に取引されている中型~大型規模の計50銘柄に連動したETFです。中国を代表する50社が対象になっています。
iシェアーズ MSCI ACWI ETF
iシェアーズ MSCI ACWI ETFは、全世界40カ国以上を対象に各国の代表銘柄に連動したETFです。米国からはAppleやAmazonが、日本からはトヨタなど、世界中の株価の85%を占める株式で構成されています。
iシェアーズ ラッセル1000バリューETF
iシェアーズ ラッセル1000バリューETFは、アメリカの厳選された大型株の株価指数であるラッセル1000の中から特に割安な株(約700種類)を厳選し、連動させたETFです。
iシェアーズ ラッセル2000ETF
iシェアーズ ラッセル2000ETFは、米国小型株の約2,000銘柄で構成されているラッセル2000指数に連動したETFです。小型株の特徴である、「比較的高めな成長率」に重きが置かれ設計された商品です。
日経平均レバレッジ上場投信
日経平均レバレッジ上場投信は、日経平均株価の変動率の2倍の値動きになるよう設計されたETFです。通常よりも値動きを大きく設計することで、トライオートETFの自動売買で拾いやすくしています。
生活必需品セレクト・セクター SPDR® ファンド
生活必需品セレクト・セクター SPDR® ファンドは、その名の通り生活必需品を販売する企業株のETFです。景気に左右されにくい、生活必需品に絞った商品です。
一般消費財セレクト・セクター SPDR® ファンド
一般消費財セレクト・セクター SPDR® ファンドは、身の回りの生活を豊かにするために利用する商品やサービスを提供する株価に連動したETFです。代表的なものは、Amazon・ナイキ・マクドナルド・スタバなどが有名です。
経済回復のための政策やキャンペーンなどに顕著に反応し、例えば、コロナによる世界的な株価暴落により、一時期大きく落ち込んだ株価がV字回復したのはまさに、各国の経済政策の実施による効果が高いと言えます。
公益事業セレクト・セクターSPDR® ファンド
公共事業セレクト・セクターSPDR® ファンドは、電気・ガス・水道などの公共事業株に連動したETFです。生活必需品と同様で景気に左右されにくいのが一つの特徴です。
テクノロジー・セレクト・セクター SPDR® ファンド
テクノロジー・セレクト・セクター SPDR® ファンドは、アメリカのテクノロジー関連企業の株価に連動したETFです。Apple・Microsoft・Facebookなど名だたる大企業株のETFへ投資することが可能です。
金融セレクト・セクター SPDR® ファンド
金融セレクト・セクター SPDR® ファンドは、銀行・証券・保険・不動産などの金融関連企業の株価に連動したETFです。世界的な大暴落・大暴騰などが起こった際には、大きく影響を受けやすいのが特徴です。
S&P500
SPDR® S&P500® ETF(S&P500)は、その名の通りアメリカ株式を代表するS&P500に連動したETFです。非常に人気が高く、多くの個人投資家も利用するため、その分スプレッド(手数料)が小さいのが特徴です。
S&P500ダブル
プロシェアーズ ウルトラS&P500®(S&P500ダブル)は、一つ上で紹介したS&P500の2倍の変動率になるよう設計されたETFです。通常よりもレバレッジを効かせた取引が可能です。
ナスダック100
パワーシェアーズ QQQ 信託シリーズ1(ナスダック100)は、アメリカを代表する時価総額の上位100社の株価指数に連動したETFです。トライオートETFの中では比較的大きい値動きが期待できます。
ナスダック100トリプル
プロシェアーズウルトラプロQQQ(ナスダック100トリプル)は、一つ上で紹介した「ナスダック100ETF」の3倍の値動きになるよう設計されたETFです。
値動きが3倍であるため小さい資金でも比較的大きなリターンが見込めるという点で人気がありますが、資金管理にもその分注意が必要です。
ちなみに、当サイトではこちらのETFを検証しているので、収支結果が気になる形はぜひチェックしてみてください。
金融株トリプル
Direxion デイリー米国金融株ブル3倍 ETF(金融株トリプル)は、ラッセル1000から金融関連の大型銘柄のみを選定し、それらの株価の3倍の値動きになるよう設計されたETFです。
金融関連の銘柄は値動きが比較的大きいとされていますが、このETFの場合はさらに値動きが3倍に増幅されているため、運用を行う際は資金管理が非常に重要になってきます。
トライオートETFは勝てる?100万円使って検証してみた。
以上、トライオートETFで運用可能なETF商品の特徴についてまとめてきましたが、この手のサービスを利用する上で結局重要になってくるのは「運用結果」です。
トライオートETFは、ユーザーが銘柄とストラテジーを選択しさえすれば、その後はトライオートETF独自のロジックで自動的に運用を行ってくれます。つまり、ストラテジーがサービスの肝であり、運用結果を大きく左右する一つの要因になっているというわけです。
今回、FX攻略部では軍資金を100万円とし、実際にトライオートETFの銘柄(ストラテジー)で運用を行った結果を全て公開したいと思います。現在、トライオートETFを利用するか否かの判断で迷っている方はぜひ一つの判断材料としてもらえれば幸いです。
検証結果や運用銘柄については別記事で詳しく解説しているので、興味がある方はそちらをご覧ください。
まとめ
今回、この記事ではトライオートETFで運用可能な銘柄の種類とそれらの特徴についてまとめてきましたが、日経平均株価やTOPIXなどの主要なETFは一通り揃っていたと思います。
一応、現在トライオートETFを検討している初心者のためにお伝えしておきますと、トライオートETFのような自動売買をメインとしたサービスの場合、銘柄よりもストラテジー(ロジック)や資金管理の部分の方が結果を大きく左右します。
とは言え、トライオートETF側が事前に用意してくれているストラテジーで運用する場合は、そのストラテジーに100%依存するしかないため、全てのユーザーが共通して重要になってくるのが「資金管理」です。
具体的には、
「いくらで運用するのか?」
「どこまでの損失を想定するのか?」
「どのタイミングで利益分を出金するのか?」
などの「作戦」を決める必要があります。
何事もそうですが、作戦はとても重要です。たまに「資金が溶けた…」「僕の財産が…」のような方をTwitterとかで見かけますが、これは作戦が機能していないから想定外の結果になるわけです。
もちろん、突然「作戦を立てろ!」と言われても何から始めれば良いのかわからないのは当然ですので、今後の記事では「作戦の立て方」や「資金管理の方法」なども順を追って解説していければと思います。
最後に、もしよければ関連記事やFX攻略部のLINE@にも登録してみてください。作戦の立て方や資金管理の方法などは、執筆が完了し次第、下の関連記事にまとめていきます。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。
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