こんにちは、毎日休み.com運営部です。
ブログのアクセスの生命線となるのは、記事の『タイトル』です。
なぜなら、人はタイトルを見て、そのブログを見るか他のブログを見るかの判断を行うからです。
つまり、どんなに時間をかけて質の高い記事を書いたとしてもタイトルが悪ければ読まれません。10時間かけて書いたあなたの魂のこもった良質な記事もタイトル次第では誰にも読まれない無価値なものになってしまう恐れがあります。
しかし、タイトルが大事とわかっても「タイトル案が出てこない…」「いつも似たようなタイトルになってしまう」といった悩みが溢れ出て、どんな風に書けばクリックされるようになるかはわからないですよね。
実は、そんな悩みが出るのは人を動かすタイトルを型を知らないだけなんです。人が思わずクリックしてしまうタイトルのつけかたさえ知れば、誰でも読まれるタイトルを作ることができます。
そこで、今回は人間の心理を活用した、タイトルをクリックせずにはいられなく8つのコツと絶対にやってはいけないタイトル設定の注意点をご紹介していきます。
アクセスがないブログの原因は『タイトル』
ブログにアクセスがなくて悩んでいるブロガーをよく見かけますが、ブログにアクセスがない大きな原因は『タイトル』にあります。
そこで、まずはブログ運営において、1番大切な要素である『タイトル』の重要について解説していきます。
人は見た目からしか判断できない
最初ににあなたに質問があります。
「あなたは1番最初に異性のどこに興味を持ちますか?」
正直なところ、多くの方が「顔(見た目)」と答えるかと思います。
「人は見た目じゃないよ。大切なのは内面だよ!」とよく言われますが、実際は初めに判断する要素としては見た目しかないです。(会った瞬間内面が分かる超能力がない限り)
異性と交際に発展する流れは下の画像のように「見た目」→「中身(内面)」→「交際」になります。
このように、人は見た目から判断されてしまいます。
実はブログで成約に繋がるまでの過程と人が交際に発展する流れは全く同じなんです。(※下の図参照)
どんなに内容のよい記事を書いても、どんなに素晴らしいアフィリエイト商品を紹介しても、読者がそれを見るかどうかは記事のタイトルで判断します。
ブログは「タイトル」→「内容」→「成約」の流れになっています。
そのため、自分のブログの内容が良くても、タイトルがダサければ、他のブログにアクセスを取られてしまいます。
ブログアクセスの公式
タイトルの重要性はアクセスの公式から考えてもわかります。
そして、ブログアクセスの公式は『アクセス=表示回数×クリック率』となっています。
検索エンジン上でもTwitter上でも、記事から記事にアクセスを飛ばすときも、必ず1度読者に表示して、クリックするかどうかを読者にゆだねます。
そのため、表示回数が多くても表示されるタイトルに魅力がなくクリックされなければ、いつまで経ってもアクセスは増えません。
だから、ブログにおいてタイトルは1番大事な要素であり、アクセスがないことの大きな原因はタイトルにあると言えます。
魅力的なタイトルを設定するだけで、すぐにアクセスが数倍に!
上記で説明したようにブログのアクセスでは『タイトル(見た目)』がとても重要です。
しかも、人の場合は見た目の変えるのに整形手術などで多額の費用と時間がかかりますが、ブログの場合、タイトルを整形するのに一切お金も時間もかかりません。
そして、読者にクリックされるようなタイトルには型が決まっていて、読まれるタイトルを作れるかどうかは、その型を知っているかどうかです。
そこで今回はこれを読んでいるあなたのブログを整形するために、人に読まれるタイトルのつけかたについてご紹介していきます。
SEOに強いタイトル設定の流れ
まずはタイトル設定の流れですが、タイトル設定は基本的に以下の流れで作られます。
- 記事のイメージ
- キーワードの洗い出し
- 検索ボリューム調査
- キーワード選定
- クリックされる要素を入れて加工
ブログのタイトルではGoogleの検索エンジンに表示させることが必要不可欠になっています。
そもそも自分のブログが表示されなければクリックされる以前の問題で何も起きないからです。
そのため、まずはGoogleの検索エンジンに上位に表示されるようなキーワードを選んで、タイトルに盛り込むことが重要です。
あなたのブログが、Googleで検索されたときに上位に表示されるようなキーワードの選び方は下の記事で詳しく解説しているので、必ずご覧ください。
キーワードを選定した後は、クリックされる要素を入れてタイトルを加工していきます。
次からクリックされる8つのコツをご紹介します。
【※悪用厳禁】クリックされるタイトルをつける8つのコツ
ここでは人間心理を活用した人が読者がクリックせずにはいられなくなるようなタイトルをつける8つのコツをご紹介します。
8つのコツは以下のものになります。
- ベネフィット
- 具体性
- 簡便性
- 危険性
- 権威性
- 避けたいことを提示
- 自分のことだと思わせる
- 逆説を入れる
これらの要素を入れたり、組み合わせたりすることで多くの人にクリックされてブログにアクセスを運んでくれるタイトルをつけることができます。
それでは順番にご紹介していきます。
(※また、例はすべてイラスト系のブログ向けになっています。キーワードは「目 描き方」を必ず入れるようにしています。例も是非参考にしてみてください。)
コツ①:ベネフィット
ベネフィットとは、マーケティング用語で「顧客が、商品(サービス)を買ったことで得られる利益」のことを言います。
つまり、商品を買った先の未来のことです。
まず大切な考えとして、読者はベネフィットを求めてブログ記事を読みに来ることを意識してください。
読者はブログ記事が読みたくて読んでいるのではなく、ブログを読んだ結果に得られるものを求めてブログを読みに来ます。
例えば、
「ブログを読んで笑って気分を良くしたい」
「ブログを読んで悩みを解決したい」
「ブログを読んで知らないことを知って、自分を成長させたい」
といったようにブログを読むことで目的の利益が得られると思って読んでいます。
そのため、記事タイトルではターゲットとなる読者が求めているベネフィットを想定して、そのベネフィットを盛り込むことでクリックされやすくなります。
具体例)
【目から仕事が!】15種類の瞳の描き方で仕事が急増?
→イラストレーターは仕事を取るために絵を上手く描けるようになりたいと思っているから、その「仕事を取る」というベネフィットをタイトルで提示している。
コツ②:具体性
「超かわいい女の子」という文章を見たときにあなたは、どんな女の子を想像しましたか?文字だけの情報では、すぐにはイメージできなくなかったですか?
では次に「橋〇環奈似の黒髪ロングの美少女」という文章を見たら、どんな女の子を想像しますか?
こちらはすぐにイメージできたのではないでしょうか?
人がタイトルを見てクリックするかどうかは一瞬の判断です。
そして、人は得体のしれないものや自分の知らないことやイメージが難しいものに対しては行動がかなり遅くなってしまいます。
例えば、ブログを始めるときもイメージができないし、自分の知らないことばかりで行動するのが億劫になりませんでしたか?
それと同じでブログのタイトルもすぐにイメージができるかどうかでクリックされる確率が変わってきます。
人は一瞬のうちにクリックするか判断するので、その一瞬を逃さないためにブログのタイトルは具体的にしていきましょう。
具体的なタイトルをつくるコツとしては「名詞」や「数字」を使う事です。
具体例)
プロが行う目の描き方の3つの工程を大公開
→どんな人の目の描き方なのか、何を知れるのかを「プロ」や「3つの工程」で具体的にしている。
コツ③:簡便性
あなたは上の画像を見てどちらをクリックしたいと思いましたか?
恐らく、多くの方が下のタイトルの方がクリックしたくなると思います。
人は時間がかかって大変なことよりも、時間がかからず簡単に出来るものを求めています。
また時間が多くかかると「途中で挫折してしまうかもしれない」といった不安も出てきてしまいます。
そういった人の求めるものや不安を取り除くために、『簡便性』をアピールしたタイトルを設定しましょう。
簡便性の言葉は、『超簡単、初心者必見、すぐに、誰でも、たった3分で、3ステップだけで』などがあります。
具体例)
【素人からプロへ!】目の描き方が上手くなる3つのコツ
→素人でも3つのコツを知るだけで上手くなるという簡便性をアピールしている。
コツ④:危険性
上記の画像をご覧ください。
どうです?押したくなりませんか?
人は禁止されることで、その禁止を破りたくなる社会心理を持っています。そして、それはカリギュラ効果と言われる心理現象です。
これはタイトルでも応用することができ、あえて禁止するような危険なワードを入れるとクリックされやすくなります。
危険性を煽る言葉は、『【悪用厳禁】、【閲覧注意】、〇〇を知らずに~するな!、警告!』などがあります。
具体例)
【※悪用厳禁】男を落とす目の描き方3種類
→悪用を禁止する危険性をアピールしている。
コツ⑤:権威性
権威ある人の話には、多くの人が納得してしまう心理が働きます。
テレビの著名人が話したことは論理がなくても納得してしまったり、医者の監修のマークがあれば、多くの人が安心してしまうのも権威性の効果によるものです。
権威を示せるだけで知識のない人は興味を示して、その情報を知りたいと思うので、タイトルで権威性を示せればクリック率が上昇します。
そのため、権威性が示せるデータや著名人の名前があれば、積極的にタイトルに盛り込んでいきましょう。
権威性を出すコツは『その分野の著名人の名前、プロ、総務省、政治家、専門家』など権威を活用することです。
具体例)
88%のプロイラストレーターが使っている目の描き方の3つの工程
→多くのプロイラストレーターがやっているとなるとプロイラストレーターに憧れる人はクリックせずにはいられない。
コツ⑥:避けたいことを提示
上の画像の状況を想像したとき、上と下どちらの方が自分の中で大ごとに感じられますか?
恐らく、多くの人は下の状況の方が大ごとに感じるのではないでしょうか。
実は、人は「得をしたいという思いよりも、損をしたくないという思いの方が倍以上強い」と行動心理の理論があります。これは『プロスペクト理論』といわれるものです。
そのため、タイトルでも良い点を押すこと大事ですが、その倍以上に読者の避けたいことを押すことがクリック率を上げるのには重要になってきます。
具体例)
『イビツだね』と言われるキモい目の描き方の特徴6種類
→「イビツだね」なんてイラストレーターは言われたくないので、その避けたいことを提示している。そのため避けたいと思った人は避けるためにその情報を知りたいと思いクリックしてしまう。
コツ⑦:自分のことだと思わせる
読者に「自分のための記事だ!」と思わせることができれば、必ずクリックされて読まれます。
そのためタイトルを決める時は、想定される読者を絞り、その読者が求めているものや悩みなどを洗い出してタイトルに組み込みましょう。
具体例)
髪でしかキャラの描き分けできないあなたのための目の描き方7種類
→キャラの描き分けに悩んでいる人に対して「私のための記事だ!」と思わせるのが狙い。
コツ⑧:逆説を入れる
逆説的な表現を入れると、見た瞬間に「どうして?」という反応を引き出すことができます。
それが興味性を煽って、クリックを促すことに繋がるのです。
そのため、タイトルにはあえて固定概念を外した全く逆のことを伝えるのがおすすめです。
具体例)
ペンを持たずに目の描き方が上達!イラストは『思考』が命です。
→イラストは描きまくって上達するのが当たり前という固定概念があるので、それを覆す逆説的な表現をして興味性を出している。
こんなタイトルにしたら嫌われる…タイトル設定の5つの注意点!
次にタイトル設定するときにこれだけは気をつけなければいけないという要素を紹介しています。
この注意点を守らないとクリックされたにも関わらず、ブログの評価を下げることに繋がってしまうことになるので、必ず熟読してください。
その5つは以下のものになります。
- 内容との不一致
- 煽りすぎる
- ターゲットとなる読者が普段使わない言葉を使用
- キーワードを詰め込みすぎる
- リサーチしない
これだけは気を付けなければなりません。
注意点①:内容との不一致
タイトルと内容が一致していなければ、クリックされたとしてもすぐにブログの右上の×ボタンを押されたり、戻るをクリックされて離れてしまいます。
そうなれば、Googleからのブログに対する評価も悪くなりますし、タイトルを内容が違くてがっかりした経験をしたブログは「もう見ない!」と思われてしまう可能性があります。
そのため、タイトルは内容との親和性は高めないといけません。
注意点②:煽りすぎる
タイトルで煽りすぎるのもブログの評価を下げる要因となります。
期待感を増させてクリックしてもらうことは大切ですが、期待したわりにブログの内容が薄ければ落胆の気持ちも大きくなります。
煽ることは時にはブログにアクセスを運び、人をやる気にさせる武器になるますが、やりすぎは逆にマイナス評価の元です。
用法用量お間違えなくお使いください。
注意点③:ターゲットとなる読者が普段使わない言葉を使用
ターゲットとなる読者が普段使わないような言葉を使用することは避けたほうが良いです。
普段使わないような言葉がタイトルに入っているブログでは自分には関係ない内容が書かれていると思われてクリックされることが少なくなってしまいます。
極端な例を挙げれば、主婦層のターゲットにしたブログにも関わらず、女子高生の間で流行っている「タピる(タピオカ飲みたい時に使用する動詞)」や「あげみざわ(テンションが上がったときなどに使用される言葉)」をタイトルに入れていると「自分とは関係ない内容なんだろうなぁ」と思われてしまいます。
注意点④:キーワードを詰め込みすぎる
SEO対策(検索されたときに自分のブログを上位に表示する対策)の一環として、タイトルにキーワードを詰め込みすぎる方がいます。
たしかに、タイトルに狙ったキーワード入れることはSEO対策において重要な面でもあります。
しかし、キーワードを入れすぎると単語の羅列されただけのような魅力のないタイトルになってしまいます。
そのため、検索上位に表示されてもクリックのされなくなり、結局アクセスには繋がりません。
また、SEO対策としてのタイトルにキーワードを入れる重要性は下がりつつあるので、キーワードを詰め込みに気を付けましょう。多くても3,4単語に抑えたほうが良いです。
注意点⑤:リサーチしない
ここまできちんと読んでいれば分かると思いますが、読まれるタイトルを作成するためには、ターゲットと想定している読者をリサーチすることが必要不可欠です。
- 読者の悩み
- 読者が求めているもの
- 読者が検索した理由
上記のことは最低限必ず考えるようにして、自分の判断のみでタイトルを作成しないようにしましょう。
まとめ
今回の記事で1番伝えたいことは、タイトルのクリック率を上げたい時は「徹底的に読ませたい相手のことをリサーチ」するということです。
ターゲットはどんな悩みを持っていて、どんな理想を描いていて、どんなものに興味があるのかを考えて、読者のためを思ってタイトルをつければ自然とクリックされます。
読者目線でブログを運営していきましょう。
- ベネフィット
- 具体性
- 簡便性
- 危険性
- 権威性
- 避けたいことを提示
- 自分のことだと思わせる
- 逆説を入れる
- 内容との不一致
- 煽りすぎる
- ターゲットとなる読者が普段使わない言葉を使用
- キーワードを詰め込みすぎる
- リサーチしない
最後までお読みいただきありがとうございました。
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