こんにちは、クレカ比較.com運営部です。
今回この記事では、クレジットカードブランドの『JCB』について解説しようと思います。
「JCBの特徴とは?」
「JCBと他の国際ブランドの違いは?」
「JCBの優れたポイントは?」
など、JCBについて様々な角度から他の国際ブランドと比較しようと思います。
初めてクレジットカードを作成する方などは、特にどの国際ブランドを選ぶ方も多いと思います。
そこで、この記事を通して『JCB』がどのような特徴をもっているかを理解してもらえればと思います。
目次
JCBについて
さっそく、『JCB』の特徴について解説していきます。
『JCB』はクレジットカードブランド中では珍しい、日本で生まれた国際ブランドです。
JCBの歴史
JCBは1961年に株式会社日本クレジットビューローとして設立され、その英語表記の頭文字を取って、『JCB』と呼ばれるようになりました。
『JCB』はアメリカのクレジットカードの仕組みを日本でも普及させるために、当時現金主義が基本の中でパイオニアとしての役割を担っていました。
その後、当時業界初であった「サインレス」の決済システムを開発したことや、ディズニーランドとのスポンサー契約などを結ぶことで、確固たるブランドイメージを築くことができました。
JCBのシェアはどのくらい?
JCBは日本で生まれたクレジットカードであるため、どのくらいのシェアを占めているのか気になる方も多いと思います。
JCBが発表している2021年での情報として、以下のようなものが発表されています。
- 会員数:1億4,000万人
- 加盟店数:3,500万店舗
- カード発行国:23の国と地域
JCBのサービス
JCBは日本生まれのクレジットカードということもあり、独自のさまざまなサービスを提供しています。
JCBが提供しているクレジットカードとしては、以下のようのものがあります。
- JCB紛失・盗難海外サポート
- JCB空港ラウンジ
- JCB海外おみやげサービス
- スーツレンタルサービス
しかし、JCB空港ラウンジや急な出張にも対応できるスーツレンタルサービスなども提供されているため、JCBカードを持っていることで恩恵を受けれるサービスもあることがわかります。
JCBの特徴・メリット・デメリットは?
ここからは、『JCB』のクレジットカードの特徴について解説していこうと思います。
『JCB』の主な特徴としては、以下のような点があげられます。
- 海外でのシェアが少ない
- プロパカードを利用できる
- ディズニーのキャンペーンが豊富
海外でのシェアが少ない
JCBは日本を中心にシェアを占めていることから、海外で利用できるケースが少ないという大きなデメリットがあります。
『VISA』や『Mastercard』は日本だけではなく、海外のあらゆる国と地域で利用できることが考えられますが、JCBの場合は日本人の旅行者が多い地域に限られてしまいます。
そのため、JCBのクレジットカードだけでは、海外でクレジットカード決済をすることができないという問題が発生してしまいます。
海外でのクレジットカードの利用を考えている方は、『VISA』か『Mastercard』のクレジットカードを作成した上で『JCB』のクレジットカードを作成するようにしましょう。
プロパカードを利用できる
JCBではカード会社が発行する、プロパカードを利用することができます。
プロパカードはステータス性の高いクレジットカードとして扱われており、ブラックカードなどのより高いグレードのカードを手に入れるためには、プロパカードを利用する必要があります。
プロパカードはポイント還元率がそこまで高くないものが多いというデメリットもありますが、デザイン性など総合的な評価をすると魅力的なクレジットカードも多く存在します。
ディズニーのキャンペーンが豊富
東京ディズニーランドとJCBはスポンサー契約を結んでいるため、ディズニーに関する独自のキャンペーンを提供しています。
具体的な例としては、JCBだけのオリジナルデザインのクレジットカードやJCBのクレジットカード会員のみで、東京ディズニーランドを貸し切るといったイベントも行われています。
そのため、クレジットカードを作成するだけで、そうったイベントに参加するチャンスを得られることは大きなメリットだと考えられます。
JCBでおすすめのクレジットカード
ここからは、『JCB』のクレジットカードを作成する上で、おすすめのクレジットカードを紹介していきます。
JCBカード W
年会費 | 国際ブランド | 還元率 | ポイント名 | スマホ決済 |
無料 | 0.6%〜1.0% | Oki Dokiポイント | Apple Pay, Google Pay |
- 申し込みはWEBで完結!最短3営業日で発行!
- Amazonで1ポイント=3.5円でスムーズに交換!
- JCB一般カードの2倍ポイントが貯まる!
- 39歳までの入会で、年会費用永年無料!
セブンイレブンやAmazonなどでポイント還元率2%のキャンペーンが行われており、普段利用する上で使いやすいクレジットカードだと考えられます。
注意すべきポイントとしては、JCBカードWは39歳以下でクレジットカードを申し込んだ方向けに、年会費用無料のサービスを行っているため、指定された年齢以上の方にとっては魅力的ではないかもしれません。
OricoCard THE POINT
年会費 | 国際ブランド | ポイント還元率 | 発行スピード | ポイント名 |
永年無料 | 1.0%〜3.0% | 最短8営業日 | オリコポイント |
- Amazonでポイント還元 2.0%!
- Amzonでポイント交換可能!
- 『iD』と『QUIC Pay』を標準搭載!
また、楽天市場やヤフーショッピングで購入した場合も、1.5%のポイント還元率が適応されるため、インターネットショッピングを多く利用される方にとって使いやすいことが考えられます。
ポイントが貯めやすく交換しやすいため、日常的に利用しやすいクレジットカードです。
JCBプラチナカード
年会費 | 国際ブランド | 還元率 | ポイント名 | スマホ決済 |
27,500円 | 0.3%〜5.0% | Oki Dokiポイント | Apple Pay, Google Pay |
- JCBが提供する、ハイクラスなクレジットカード
- 世界中の空港で利用できる、プライオリティ・パス!
- 24h365日対応のプラチナ・コンシェルジュサービス
- グルメ・ベネフィットサービス
ポイント還元率が高いことも魅力の1つですが、プラチナカードだからこそ受けることができる、コンシェルジュサービスやホテルの優待券などが特徴的です。
普段行かないような高めのレストランなどで、1人分の会計を無料にできる優待などもあるため、活用方法によっては大きなリターンのあるクレジットカードです。
まとめ
本記事ではクレジットカードの『JCB』について解説してきました。
JCBのクレジットカードは、日本を中心にシェアを持っていることから、海外での使用を考えている方には向いていないクレジットカードと言えます。
しかし、日本産だからこその独自キャンペーンも提供されているため、そのキャンペーンに魅力を感じる方は、ぜひJCBのクレジットカードを作成してみて下さい。
当サイトでは、クレジットカードの比較情報やお得な情報などをわかりやすく解説しているので、興味がある方はぜひ他の記事やLINE@もチェックしてみてください。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。
▼クレジットカードの基礎に関する記事