こんにちは、クレカ比較.com運営部です。
この記事では、世界的に有名なクレジットカードのブランドについて解説していきます。
「クレジットカード会社の違いはあるの?」
「それぞれのクレジットカードブランドの特徴とは?」
「クレジットカードを作成する上で、どのブランドがおすすめなの?」
クレジットカードを新しく作成しようと考えている方の中には、どのブランドがおすすめなのか知りたい方も多いと思います。
クレジットカードで決済が完了するまでに利益を得ている会社として、主に『国際ブランド』、『カード発行会社』、『加盟店管理会社』の三つの会社が存在します。
今回は、この三つの中の『国際ブランド』と言われる位置付けにある、決済システムを提供している会社について解説していきます。
それぞれの国際ブランドの特徴
さっそくですが、クレジットカードの決済システムを提供している、国際ブランドと言われるものについて解説していきます。
国際ブランドには、主に以下のようなものがあります。
- VISA(ビザ)
- Mastercard(マスターカード)
- American Express(アメリカンエキスプレス)
- JCB(ジェーシービー)
- Diners Club(ダイナースクラブ)
- 銀聯(ぎんれん)
①:VISA(ビザ)
VISAの特徴は、世界と国内ともにNo.1シェアを誇っており最も加盟店が多いことから、クレジットカードでの支払いでVISAが使用できないというケースが起こらない点です。
しかし、プロパーカードと言われる、国際ブランド自身が発行しているカードなどはないため、そういった部分にこだわっている方には適していません。
また、VISAはバンク・オブ・アメリカというアメリカで最大の銀行が創業したことから、アメリカでのシェアが大きいのが特徴です。そのため、アメリカに渡航を予定している方はVISAのクレジットカードを作成しておくことをおすすめします。
- 世界230カ国以上の国と地域で利用することができる
- 5,000万ヶ所以上のお店で利用されている
- 取引件数世界一位
▼VISAのクレジットカードの特徴・メリットとは?どんな人におすすめ?
②:Mastercard(マスターカード)
MastercardはVisaの次に世界的なシェアを占めている国際ブランドです。
そのため、初めてクレジットカードを作成する方の場合は、VisaかMastercardのどちらかにすることをおすすめします。
また、ヨーロッパでのシェアが大きいことも特徴として挙げられており、ヨーロッパへの渡航を考えている方は作成しておくことをおすすめします。
- VISAに次ぐ世界シェアを占めている
- ヨーロッパでのシェアが高い
▼MasterCard(マスターカード)の特徴とは?どんな人におすすめ?
③:American Express(アメリカンエキスプレス)
American Expressは国際ブランドの中でもステータス性のあるカードを発行しています。
クレジットカードを契約しているだけで、空港のラウンジを無料で使用することができたり、有名レストランやホテルの優待券を利用することもできます。
日本では、『アメックス』などと呼ばれており、一度は聞いたことのある国際ブランドかもしれませんが、年間費用が高額なものも多く提供されているため、初めてのクレジットカードを作成する方には向いていないかもしれません。
- 保有することでステータスになる
- 優待や無料でサービスを受けることができる特典がある
▼American Express(アメリカンエキスプレス)おすすめクレジットカード!特徴を解説!
④:JCB(ジェーシービー)
JCBは日本で生まれた国際ブランドです。日本で生まれただけあって、国内の加盟店数が最も多いと言われています。
他には東京ディズニーランドのオフィシャルスポンサーであることから、JCB会員向けのイベントが開催されていたり、海外に渡航した際に日本人向けのカスタマーサービスが提供されていたりします。
しかし、初めてクレジットカードを作成する方は世界中で利用できる『VISA』か『Mastercard』の国際ブランドを選ぶことをおすすめします。
- 日本産の国際ブランド
- 海外では使用できる範囲が限られる
- 独自のキャンペーンが多い
▼JCBクレジットカードの特徴とは?おすすめポイントとは?
⑤:Diners Club(ダイナースクラブ)
Diners Clubは『アメックス』と同様に富裕層向けのクレジットカードを揃えている国際ブランドです。
こういったハイランクのカードの利点としては、ステータスとしての役割もありますが、カードの利用限度額が大きい点も需要がある理由として考えられます。
最近ではクレジットカード決済で海外との取引をする場合もあり、会社が法人カードを契約しそのカードを経由して月に100万円以上のお金が動く際にも、スムーズに対応してもらうことができます。
- ハイクラスなカードを提供している
- 高額な引き落としにも対応してもらうことができる
- 旅行・娯楽に関する優待が豊富
⑥:銀聯(ぎんれん)
銀聯(ぎんれん)は中国国内で最もシェアの高い国際ブランドです。日本国内では取り扱っている店舗は少ないため、中国に渡航する際に持っておきたい国際ブランドです。
このように特定の国に渡航する際に持っておきたいけど、日本国内にいるときは使用しない系統のクレジットカードを作成する場合は、デュアルカードと言われる二つの国際ブランドを1つのクレジットカードに設定することができるカードの作成を検討してみましょう。
- 中国国内でシェアNo.1
- 日本国内では未対応の店舗が多い
国際ブランドの選び方は?
ここからは、解説した国際ブランドの特徴を元に、それぞれの国際ブランドがどのような方におすすめかを解説します。
初めてクレジットカードを作成する方
初めてクレジットカードを作成しようと考えている方は、『VISA』か『Mastercard』の国際ブランドを利用することをおすすめします。
この二つの国際ブランドは世界中で利用されており、クレジットカードが利用できる店舗であれば使用できないケースはほとんどありません。
そのため、絶対に1枚は持っておくべきカードであり、最初の1枚としておすすめの国際ブランドです。
日本国内を中心に利用を考えている方
日本国内を中心に利用を考えている方は、日本で生まれた『JCB』のクレジットカードを作成して見てもいいかもしれません。
JCBのクレジットカードは、日本国内であればほとんどの店舗で利用することができるため、利用する際に使用できないケースはほとんどありません。
また、ポイント還元率が他の国際ブランドと比較して高いものが多かったり、様々なJCBカード専用のキャンペーンなども行われているため、一度チェックしてみましょう。
海外旅行をする方やステータス性を重視する方
海外旅行を頻繁に行っている方やステータス性を重視する方は、『American Express』か『Diners club』を利用することをおすすめします。
これらのクレジットカードを使用している方は、海外渡航をする際に無料で傷害保険を利用することができたり、ステータス性の高いカードを持つことで品質の高いサービスを利用することもできます。
そのため、クレジットカードを頻繁に利用しており、普通のクレジットカードでは体験できないサービスを利用したい方におすすめです。
国際ブランドについての疑問
次に国際ブランドに関して、相談を受ける内容について紹介しておこうと思います。
クレジットカードの国際ブランドの理解を深めるためにも活用してください。
Q1.国際ブランドによって審査の難易度は?
国際ブランドによって審査の難易度は変わりません。
クレジットカードの審査の難易度は、カード発行会社が決めているため、審査の難易度自体はカード発行会社に依存しています。
しかし、『American Express』や『Diners Club』は年会費が高額であることやプロパカードと言われる、国際ブランド直属のカード発行会社でないとカードを作成できないことから、その他のクレジットカードよりは審査の難易度が高いと言えます。
Q2.同じ国際ブランドで、複数のカードを作ることはできるの?
同じ国際ブランドであっても複数のクレジットカードを作成することは可能です。
しかし、新しくクレジットカードを作成する際は、もう一度カード発行会社の審査に通る必要があるため、その審査の条件として複数クレジットカードを持っていることで、審査に通りにくくなるケースがあるので気をつけましょう。
Q3.デュアルカードとは?
一般的には1枚のクレジットカードに対して、国際ブランドは1つであることが多いです。そのため、複数の国際ブランドを使用したい場合は、複数のクレジットカードを発行する必要があります。
しかし、いくつもクレジットカードを持つことによって、管理する手間が増えてしまうといった問題もあります。
そのため、『デュアルカード』と言われる二つの国際ブランドを1枚に集約するシステムを利用することで、カードの枚数を減らすことができます。
他の国際ブランドのクレジットカードを作成しよと考えている方は、一度デュアルカードを作成することができるかどうか確認してみましょう。
Q4.国際ブランドとカード発行会社の違いは?
最初にも軽く触れましたが、クレジットカードに関わっている企業には、主に『国際ブランド』、『カード発行会社』、『加盟店管理会社』の三つの会社が存在します。
それぞれについてより詳しく解説すると、
国際ブランド(ブランドホルダー):『VISA』『Mastercard』『JCB』などの国際ブランドを持つ事業者のことをブランドホルダーといいます。新しい決済方法の開発やライセンス管理を行っています。
カード発行会社(イシュアー):ブラックホルダーからライセンスを受け、国際ブランドがついたクレジットカードを発行します。クレジットカードのマーケティング活動や本人確認、ポイントシステムなど、クレジットカードを利用するユーザーのために様々なことを行います。
加盟店管理会社:加盟店管理会社はクレジットカードを読み取る機械の設置などを広める業務を行っています。利用できる店舗を増やすことでクレジットカードをより浸透させる役割をしています。
まとめ
本記事ではクレジットカードの国際ブランドについて解説してきました。
クレジットカードを選択する上で国際ブランドを何にするかを決めることは、数多くあるクレジットカードを絞る上で重要な要素です。
クレジットカードについて少しでも理解を深める助けになれば幸いです。
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それでは最後までお読みいただきありがとうございました。
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