こんにちは、クレカ比較.com運営部です。
今回この記事では、クレジットカードの種類について解説します。
「クレジットカードの種類とは?」
「クレジットカードを特徴ごとに分けるとどうなる?」
「クレカを比較するためにも、属性ごとに大きく分けたものを知りたい」
など、クレジットカードの作成を考えている方の中には、クレジットカードの種類が多いため、どのように選定すればいいのか困っているという方もいると思います。
大体どのような種類のクレジットカードがあるかを理解することで、自分の目的にあったものかどうかを判断する大きな手助けになります。
そこで、この記事を通してクレジットカードの全体像を少しでも理解してもらえればと思います。
クレジットカードの種類はどのように分けられる?
少しでもクレジットカードについて調べてみると、数えられないほどのクレジットカードがあることに気づいた方も多いと思います。
しかし、クレジットカードを種類ごとにまとめることで、全体像をわかりやすく把握することができるようになります。
クレジットカードの種類というのは、1つの要素ではなく主に以下の3つの要素で分類することができます。
- 国際ブランド
- カード発行会社
- カードのランク
①:国際ブランドとは?
クレジットカードの国際ブランドとは、クレジットカードのシステムを提供している会社のことです。
クレジットカードは主に『国際ブランド』『カード発行会社』『加盟店管理会社』の3社によって成り立っています。
それぞれの国際ブランドによって利用できる店舗が変わってくるため、日本国内で加盟店が少ない国際ブランドのクレジットカードを作成してしまうと、使用できない機会が増えるかもしれないため気をつける必要があります。
②:カード発行会社とは?
カード発行会社とは、クレジットカードそのものを発行している会社のことです。
クレジットカードは、さまざまな企業によって発行されています。カード発行会社は、クレジットカードを発行することによって、導入している店舗からの手数料を受け取ることができます。
クレジットカードが行っているキャンペーンというのは、基本的にこのカード発行会社がそれぞれ行っています。
そのため、クレジットカードの特徴は、カード発行会社が多いことから複雑化していると言えます。
③:カードのランクとは?
カードのランクとは、クレジットカードにステータス性を持たせたものになります。
お金を持っている人が見栄を張るための物だと考えている方もいると思いますが、ライフスタイルによってはしっかりと恩恵を受けることができるサービスが多数提供されています。
しかし、クレジットカードを初めて作成するという方は、いきなり高額な年会費用がかかるハイクラスなものを作成しても、十分活用できない可能性がある点には気をつけましょう。
国際ブランドによる違いとは?
ここからは『国際ブランド』による違いについて詳しく解説していきます。
国際ブランドには、主に以下のようなものがあります。
- VISA・・・世界No.1のシェア、アメリカを中心に普及している
- Mastercard・・・世界No.2のシェア、欧州を中心に普及
- JCB・・・日本で生まれたブランド
- AmericanExpress・・・ハイクラスなカード
- Diners Club・・・優待が豊富
▼クレジットカードの国際ブランドの特徴を徹底解説!それぞれの違いとは?
初めてクレジットカードを作成する方におすすめ
初めてクレジットカードを作成する方は、『VISA』か『Mastercard』を利用することをおすすめします。
この二つの国際ブランドは世界中で利用されていることから、クレジットカードを使用できる店舗で利用できないケースがありません。
そのため、他の国際ブランドを選ぶのではなく、絶対にどちらか一つのクレジットカードを作成しておくことをおすすめします。
国内での利用を考えている方におすすめ
日本国内での利用を中心に考えている方は、『JCB』を利用することをおすすめします。
JCBは日本国内でのみ利用ユーザーが多いことから、他の国際ブランドとは違い独自のキャンペーンなどが豊富であることが特徴的です。
そのため、二枚目のクレジットカードとしてJCBカードを作成することで、クレジットカードを利用して効率よく様々な恩恵を受け取れるはずです。
ステータス性を重視したい方におすすめ
ステータス性の高いカードを作成してみたい方は、『AmericanExpress』か『Diners Club』を利用することをおすすめします。
この二つの国際ブランドは、定期的に高級ホテルや高級レストランから優待を受け取ることができ、普段高価な食事に行かない方にとってはいいきっかけを提供してくれることにもなります。
一般的なクレジットカードでは経験することのできない、新しい体験をしたい方におすすめの国際ブランドです。
カード発行会社による違い・特徴とは?
ここからは『カード発行会社』による違いについて詳しく解説していきます。
クレジットカードは、カードを発行している会社によっても種類が異なります。
主なクレジットカードの発行会社の種類は、以下のようになっています。
- 銀行系
- 信販系
- 流通系
- 交通系
- 航空系
- 消費者金融系
銀行系の特徴
銀行系クレジットカードとは、メガバンクから地方銀行など様々な銀行が発行しているクレジットカードです。
銀行系クレジットカードの特徴としては、銀行がクレジットカードの情報などを管理しているため、他の系統のクレジットカードと比較して安全性が高いと言われています。
また、ATM手数料が無料であることやキャッシュカード機能がついていることなども、銀行系クレジットカードの大きなメリットとしてあげられます。
しかし、他のクレジットカードと比較するとポイント還元率が低い点や作成するための審査が厳しいて点などはデメリットとして考えられます。
メリット | ・安全性が高い ・キャッシュカード機能がついてくる ・ATM手数料が無料 |
デメリット | ・審査が厳しい ・年会費用が高いものが多い ・ポイント還元率が低いものが多い |
- みずほマイレージクラブカード
- 三井住友カード
- MUFGカード
信販系の特徴
信販系クレジットカードとは、信用販売会社と言われる金融商品を専門に扱っている会社が提供しているクレジットカードです。
信販系クレジットカードは、飲食店やコンビニエンスストアと提携していることが多いため、関連店舗を多く利用する方はより効率よくポイントを獲得することができます。
しかし、信販系は飛び抜けて何かが優れているというカードではないため、銀行系カードよりもステータス性が低く、少しポイント還元率が高いクレジットカードと言えます。
メリット | ・銀行系よりもポイントが溜まりやすい ・グレードが低くない ・審査が比較的通りやすい |
デメリット | ・何かに特化しているものが少ない ・バランス型のクレジットカードが多い ・グレードが高くはない |
- オリコ・ザ・ポイント
- ライフカード
- REXカード
流通系の特徴
流通系クレジットカードとは、デパートやスーパーマーケットなどの小売業を行う会社が提供しているクレジットカードです。
流通系のクレジットカードは、維持コストがかからないものが多くポイント還元率が高いカードが多いことから、普段の生活の中でとても利用しやすいカードと言えます。
しかし、特典やキャンペーンの恩恵を受けるチャンスは少ない点やステータス性がない点には注意しましょう。
メリット | ・連携会社のポイント還元率がとても高い ・普段使いに向いている ・年間の維持費用がかからない物が多い |
デメリット | ・特典などが少ない ・ステータス性がない ・特定の会社でないと効果を発揮できない |
- イオンカード
- セブンカード
- 楽天カード
交通系の特徴
交通系クレジットカードとは、公共機関を運営する会社が提供しているクレジットカードです。
鉄道会社が発行するクレジットカードには、ICカード機能付きのものが多いため、普段交通系ICカードを利用している方は、クレジットカード機能を利用することで自動チャージサービスなどを利用できるようになります。
また、現金ではなくクレジットカードでチャージするたびに、ポイントが還元される点も大きなメリットとして考えられます。
メリット | ・チャージする度にポイントが貯まる ・ICカードを利用する人は持っておきたい ・オートチャージ機能が使用できる |
デメリット | ・定期券機能が使えないものがある ・ポイントで利用できるサービスが少ない ・グレードなどは特にない |
- ビュー・スイカ
- ビックカメラSuica
- JREカード
航空系の特徴
航空系クレジットカードとは、航空会社が提供しているクレジットカードです。
航空会社のポイントプログラムを「マイレージ」と言われており、マイレージで貯まるポイントを「マイル」と呼ばれています
航空会社が発行しているマイレージ機能付きのクレジットカードでは、日々のショッピングやホテルを利用した際などにも「マイル」を貯めることができます。
航空会社をたびたび利用する方の場合、マイルを利用して座席のアップグレードや航空券と交換することができたり、様々な恩恵を受けることができます。
メリット | ・日々のショッピングでもマイルが貯まる ・ハイクラスのカードも扱っている ・海外渡航をする人は必須 |
デメリット | ・年間費用がかかる ・ポイント還元率は低い |
- JALカード
- ANAアメリカン・エキスプレス・カード
- ANA VISA/ ANA Mastercard
消費者金融系の特徴
消費者金融系クレジットカードとは、消費者金融大手のアコムやライフルが提供しているクレジットカードです。
消費者金融系クレジットカードの大きな特徴は、他のクレジットカードよりも圧倒的にキャッシング枠が大きく利用しやすい点です。また、カードを発行するまでの期間も、他のクレジットカードと比較して短いというメリットもあります。
しかし、キャッシング枠が大きいためにセルフマネジメントが上手くいかずに、お金を返すことができなくなる方もいるため、利用する際は十分注意するようにしましょう。
メリット | ・キャッシング機能が利用しやすい ・カードを発行するまでの期間が短い ・審査が比較的通りやすい |
デメリット | ・ランクが低い ・キャッシング機能を使用しすぎる可能性がある |
- アコムACマスターカード
- ライフカード
ランクによる違い・特徴とは?
ここからは、クレジットカードの『ランク』による違いについて詳しく解説していきます。
クレジットカードには、『ランク』としてステータス性が付与されています。
主なランクとしては、以下のようなものがあります。
- シルバーカード
- ゴールドカード
- プラチナカード
- ブラックカード
シルバーカード
シルバーカードとは、一般カードとも呼ばれおり、最も基本となるクレジットカードです。
シルバーカードはクレジットカードとして、基本的な機能のみがついてるカードであるため、それぞれのカード発行会社が提供しているカードの中で、最も維持費用が安い特徴を持っています。
シルバーカードの目的としては、クレジットカードをあくまで決済手段の一つとして考えている方におすすめのクラスだと考えられます。
- ただの決済手段の1つとして考える方におすすめ
- 初めてクレジットカードを作成する方向け
ゴールドカード
ゴールドカードとは、シルバーカードと比較して1つランクの高いサービスが受けられるクレジットカードです。
ゴールドカードに付属されているサービスとしては、海外渡航をする際に自動的に傷害保障を受けることができたり、ポイント還元率の高い設定をお願いすることもできます。
ゴールドカードは、シルバーカードよりも年会費がかかるものが多いため、クレジットカードを頻繁に利用し、恩恵を受けれる方におすすめします。
銀行系のゴールドカードは、年会費1万円を越えるのが一般的であるため、持つことで十分ステータス性発揮されます。
- ワンランク上のサービスを受けられる
- ステータス性を出すことができる
プラチナカード
プラチナカードとは、クレジットカードのランクの中で一般的なユーザーが申し込める中で最も高いランクに位置付けられることが多いランクです。
ブラックカードは招待性などの制約がありますが、プラチナカードであれば年会費用を支払って申し込むことができます。
プラチナカードを作成していないと、ブラックカードの審査に通ることが難しいとも言われているため、ブラックカードを目指している方は持っておきたいランクのカードです。
また、プラチナカードを作成することができれば、他のカードでは体験することのできない特別な優待サービスなども獲得することができます。
- コンシェルジュデスクを利用できる
- 国内外の傷害保険
- レストランの優待サービス
ブラックカード
ブラックカードとは、クレジットカードのランク内で最高ランクのカードです。
基本的にブラックカードと言われるランクのクレジットカードは招待性となっているため、下位のランクであるプラチナカードを持っている必要があります。
そのため、特定のクレジットカードのブラックカードを入手したいと考えている方は、まずはプラチナカードを作成し、優良客であることをアピールしましょう。
- 最高ランク
- カードを作成するためには招待される必要がある
まとめ
本記事ではクレジットカードの種類について解説してきました。
クレジットカードは数えられないほどあるため、全体像を掴むことが難しいと思う方もいると思います。しかし、それぞれのクレジットカードを大体の特徴ごとにまとめることで、自分に合ったクレジットカードがどうかを上手く判断できるようになります。
本記事を通して少しでも、それぞれのクレジットカードの違いを簡単に見分ける力を身につけて貰えればと思います。
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それでは最後までお読みいただきありがとうございました。
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